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[あらすじ] ある船頭の話(2019/日)

山村に住む船頭トイチ(柄本明)は、川の両岸よりの客を対岸に渡す仕事を続けていた。川には西洋式の大橋が今しも渡されようとしており、完成の暁にはトイチが職を失うことは目に見えていたが、それまでの僅かな期間を彼は生業に費やそうとしていた。だが、年若い源三(村上虹郎)のみを友とする孤独を、婦人客(草笛光子)から指摘されたトイチはそれを率直に認めることとなる。そんなある日、ひとりの娘(川島鈴遥)が波に翻弄されつつトイチの船着き場に流れ着いた。息をしていた彼女にトイチは愛情をつぎ込むが、破局の日は近づいていた。『さくらな人たち』に次ぐオダギリジョー監督作品にして初の長編。〔137分〕
(★3 水那岐)

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