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KEIさんのあらすじ: 投票数順

★4眠るパリ(1923/仏)パリのエッフェル塔の上にある小屋に住む(!)アルベールはある朝、下を見ると、いつもの喧騒が無かった。降りてみると、人も車も何も無い街。いや、数人は見かけたが、彼らは何と!止まっていた。さんざん歩き回り、動く人とやっと会う。5人連れ―富豪と愛人ヘスタと刑事と犯罪者とパイロットだ。そう、彼らは今朝マルセイユから飛行機で来たのだ。一体何が起きたのか?6人は答えを求めて、再び街を巡るが・・・無声39分。[投票]
★3クリスマス・キャロル(1938/米)今日はクリスマスイブ。メリークリスマスの声があちこちで響く。が、スクルージ&マーレー商会のスクルージだけは「クリスマスなんてつまらん。一文にもならん。」といつものしかめっ面。甥のフレッドが言う「今日は誰もが心を開き、お互いに思いやりを示す日ですよ」。しかしフレッドが帰った後、些細な事でスクルージはボブをクビにする。傷心―しかしボブは、イブなので気を取り直し、安いガチョウ(七面鳥ではなく)を買って、家路につく。出迎える子供達の最後は、一番下の義足のティムだ。一方スクルージも家に着いた。ノッカーをふと見ると7年前に確かに死んだマーレーが映っており、家中に入るとマーレーが居て話しかけて来た。69分。 [more][投票]
★3遠い喇叭(1964/米)士官学校を首席で卒業したマット・ハザード少尉(トロイ・ドナヒュー)の赴任先は、先住民インディアンとの争いが絶えない辺境の砦だった。クエイト将軍(ジェームズ・グレゴリー)の姪ローラ(ダイアン・マクベイン)が婚約者というエリートだ。挨拶に来た上官中尉の夫人キティ(スザンヌ・プレシェット)とは、お互い淡い何かを感じた。やる気十分な彼は精強な軍を作る為、兵を徹底的にシゴく。あげく軍曹クローガーからも「若僧め!」との発言が。独房へ入れるも、夜クローガーは女と共に逃亡する。少尉は追跡隊を指揮し、砂漠迄たどり着くが・・・(もう少し有ります) [more][投票]
★4THE GREY 凍える太陽(2011/米)酷寒の地。俺は石油会社に雇われているスパイナーだ。技術者たちがボーリングとか色々やっている最中に、狼熊等がいたら排除するのが仕事だ。こんな所迄流れて来る男たちは、どんな理由があるにせよ、社会のクズだ。ある日移動の為、俺たちは小型飛行機に乗り込んだ。途中大嵐に遭遇し、あえなく墜落。俺は投げ出され、奇跡的に助かる。何十人もの人間が死に、残ったのは7人。夜になり吹雪は止んだが、寒気は更にひどくなった。焚火をしようと、皆で燃えるものを探す。俺は向こうの方に、人影を見たと思った。近づくと・・・それは人を食っている狼だった。(もう少し続きます) [more][投票]
★3キリング・サラザール 沈黙の作戦(ミッション)(2017/米)軍の取調室。ハリソン(スティーヴン・セガール)が、ジェンセン(ルーク・ゴス)を尋問している。「サラザール作戦は聞いていたか?」「いえ」「では、俺から話そう」。東欧に拠点を持つ国際麻薬カルテル‘ブラツキー・クルッグ’を壊滅させるため米国司法省は、5年前からDEA(麻薬取締局)と連動していた。それがサラザール作戦だ。そして今回、そのボス、サラザール(フローリン・ピエルジクJr.)とNo2の居所(ルーマニア)が明らかになり、ハリソンの部隊とDEAの指揮官ダロル(ハワード・デル)のチームが急襲する。攻撃は成功するが、とっさのことでハリソンはサラザールを射殺してしまう。(まだまだ続きます) [more][投票]
★4愛なき女(1952/メキシコ)古美術店を経営するカルロスは、いかにも俗物的な男だ。妻のロサリオは随分と若いが、彼女の両親がカルロスと知り合いで・・・、カルロスは金持ち、両親は貧乏といえば、どんな結婚だったかは多言を要しない。ある日、罰として部屋に閉じ込めた息子が、窓から逃げ出し、家出する。明くる日その息子を連れ戻してくれたのは、森の林業技師フリオだった。夫妻は大喜びし、彼を歓待する。そのお返しにフリオは森でのピクニックを提案する。その日カルロスは仕事が長引き、夜になっても森に迎えに来なかった。息子も寝てしまい、2人きりのフリオとロサリオ。成るようになった。キスをした時にカルロスがやって来た。(もう少し続きます) [more][投票]
★4仕組まれた罠(1954/米)朝鮮戦争から帰還したジェフ(グレン・フォード)は元の電車の機関士の職場に戻って来た。車庫で、操車場長助手のカール(ブロデリック・クロフォード)に会う―「結婚したが、歳が離れていると大変だよ」。そのカールの家。落胆して彼が若い妻ビッキー(グロリア・グレアム)に言う「クビになった。貨物の食品が腐っていた。それを場長め、俺のミスにしやがった。殴りかかった俺も悪いが。―そうだ、お前、オーエンズさんを知っていたな。オーエンズさんは大荷主だ。頼んで、会社の上層部にTELしてもらえないかな。」「知ってるって、お母さんが家政婦だっただけよ・・・私、気乗りしないな」(まだまだ続きます) [more][投票]
★4果てなき船路(1940/米)第2次大戦初期。西印諸島でドンチャン騒ぎをした後、貨物船グレンケルンは米国の港に寄り、TNT(高性能火薬)を積んだ。これを秘密裏に英国迄運ぶのが、仕事だった。水夫たち、リーダー格のドリスク(トーマス・ミッチェル)、今度こそ下船して故郷へ帰るといつも言うオリー(ジョン・ウェイン)、訳ありっぽいスミス(イアン・ハンター)たちは、ヤバクね?と不安を覚える。が船は早々に出発。そしてまず、大嵐に見舞われる・・・。ユージン・オニールの戯曲の映画化。アカデミー作品、脚色、撮影、編集、特殊効果、作曲賞6部門にノミネートされる。105分。[投票]
★4ロバと王女(1970/仏)シャルル・ペローの童話の映画化。昔むかし、青の国の王様(ジャン・マレー)は美しい王妃(カトリーヌ・ドヌーヴ)と王女(カトリーヌ・ドヌーヴの2役)と金貨を生むロバ(!)と暮らしていました。しかし幸運には不運がつきまとうもので、王妃は突然不治の病になり、死んでしまった。遺言は「再婚するなら、私より美しい女としてください」。王は「いや、2度と結婚はしない」と言い、妻の面影を残す娘を遠ざけるのでした。(まだまだ続きます) [more][投票]
★3相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係最後の決断(2017/日)相棒の2人、杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は、雨の港を白髪の男マーク・リュウ(鹿賀丈史)を車に乗せて走らせていた。リュウは国連犯罪情報事務局の元理事で、退職後も国際犯罪組織バーズのボス、レイヴン[大鴉]を追っていた。その情報を掴んだという局員から連絡が来る「日本人天谷克則を調べてくれ」。右京ら3人が第3ふ頭に着くと局員は殺されていた。警察庁でリュウが説明する・・・(まだ続きます) [more][投票]
★4フットライト・パレード(1933/米)トーキーが世に出て、無声映画が無くなりつつある頃、舞台も無くなるのではと危惧された。舞台の若手演出家チェスター(ジェームズ・キャグニー)が劇場に行ってみると、上映の合間に、寸劇・ショウをやっている。芸能社の社長が言う「他社との差別化の為だが、金が掛かってかなわんよ」。そこでチェスターが新手を考える―チェーン店の薬が安い様に、映画と寸劇をセットにして多くの劇場のオーナーに売り込むというのだ。これは大いに当たり、チェスターもアイディアに富んだ寸劇を発表するが、そのアイディアは他社に流れていた。苦境に陥った彼は・・・。104分。[投票]
★3青い戦慄(1946/米)3人の戦友が、退役して帰って来る。ジョニー(A・ラッド)とバズ(W・ベンディックス)とジョージだ。バズは爆弾の破片が頭に残っており、時々現実がもうろうとする。2人と別れたジョニーは、ホテルのバンガローに住む妻ヘレン(D・ダウリング)を訪ねる。部屋は、どんちゃんパーティの真っ最中。‘ブルーダリア’(原題)というクラブのオーナー、エディと妻の仲も疑わしい。皆を追い出した時、バズからTELが入る。「ジョージの前の家に住むことにした」という―メモを取る。2人きりになったジョニーは妻の酒浸りを咎め、言い争いになる。ノックの音。ホテル付の探偵だった。「大声が聞こえたけどー」「何もないよ」。窓が開いていたのだ・・・。(まだ々続きます) [more][投票]
★4仮面の米国(1932/米)終戦後、故郷に帰還したジェームズ軍曹(ポール・ムニ)に周囲は以前の職(工場の事務仕事)に返り咲くことを期待する。が、本人は「それでは軍隊ラッパが就業ベルに変わっただけだ。軍隊で覚えた土木技術を生かして、やりがいのある仕事がしたい」と、家を出る。土木現場を転々とするが、なかなか上手くはいかず、金も底をつき、浮浪者同然の格好で、とある町にたどり着く。その安宿で知り合ったピートから「知り合いにハンバーガー屋がいる。食べさせてくれるぜ。」と誘われて同行するが、実はピートは拳銃強盗をする気だった。(もう少し続きます)  [more][投票]
★4白い沈黙(2014/カナダ)雪に覆われたカナダ、ナイヤガラ警察管内。10歳少女カサンドラ(愛称カティ)のスケートの練習を見た後、母親のティナはパートの仕事に行き、夫マシューはカティを乗せて、家へ。途中、食料品屋でパイを買う為に降り、数分後車に戻って来ると娘の姿は消えていた・・・。そして何の手掛かりもないまま8年が過ぎ去るが―。少女誘拐、刑事失踪事件。その真相は?112分。カナダ・スクリーン・アワード(カナダ映画・テレビジョンアカデミー賞)4部門ノミネートされる。[投票]
★4にんじん(1932/仏)「家庭とは共感のない人々が罵り合いながら、一緒に暮らす所」。ルピック一家の末っ子は、ノートにそう書いた。彼は髪の毛の色から、にんじんと呼ばれている。にんじんには、甘やかされて育った兄と妹が居たが、母親はその2人を愛し、にんじんにはいつも辛く当たった。彼が‘望まれないで生まれた子’だからだ。ある日優しい父親は、にんじんに‘猟に連れてやろう’というが、母親が‘断りなさい。でないと承知しないよ’とこっそり裏でおどす。(まだ続きます) [more][投票]
★4踊る海賊(1948/米)カリブ海、カルバドス島。養女のマニュエラ(ジュディ・ガーランド)に結婚話がもち上がる。相手は腹の出た市長ドン・ペドロ(ウォルター・スレザック)。小さい頃から夢や冒険、そして伝説の海賊マココに憧れていた彼女だったが、金欠状態の養父母の為に了承する。彼女は最後に一度だけ、海や船を見たいと養母に頼む。パリから嫁入り道具が港に着いた時、彼女たちも港に居た。そしてセラフィン(ジーン・ケリー)率いる旅回り一座も着いた所だった。セラフィンはマニュエラを一目見て恋に落ち、彼女がマココに憧れていると知ると、自分がマココだと名乗るのだが・・・。ミュージカルコメディ、102分。 [more][投票]
★3歌謡曲だよ、人生は(2007/日)歌謡曲をテーマに、各々10数分のアンソロジー。130分。 →*オープニング 「ダンシング・セブンティーン」(S43年 唄:オックス、詞:橋本淳、曲:筒美京平)熱気ある阿波踊りのフィルム。 →第1話 「僕は泣いちっち」 監督・脚本:磯村一路 (S34年 唄:守屋浩、詞・曲:浜口庫之助)北海道に住む幼馴染み。高校を卒業すると、女は東京へ。男は地元で漁師に。忘れられず、彼も上京するのだが・・。 →第2話 「これが青春だ」 監督・脚本:七字幸久(S41年 唄:布施明、詞:岩谷時子、曲:いずみたく)エアー・ギターが流行っていた。青年は好きな女の子の為に猛練習して、大会に彼女を呼ぶのだが・・。(まだまだ続きます) [more][投票]
★4白き処女地(1934/仏)カナダのケベック地方。フランス系住民が住んでいる。開拓一家も多い。その1つシャプドレーヌ家の娘マリア(マドレーヌ・ルノー)は、冬の間は村の親戚の家に身を寄せていた。春が来て、今日は父が迎えに来てくれる日だ。父は途中で、昔馴染みの青年―今は猟師のフランソワ(ジャン・ギャバン)を拾う。馬車は家に着き、フランソワは5年ぶりのマリアが美しく成長しているのに驚く。マリアの心にも、ぽっと明かりがともる。(更に続きます) [more][投票]
★4アメイジング・ジャーニー 神の小屋より(2017/米)マックは米中西部生まれ。両親は勤勉と規律を重んじるアイルランド系アメリカ人だった。が、父親は酒が入ると豹変し、暴力的になった。母親を救えない自分を許してください―と神父に告白するマック。それを知った父親は一晩中彼をムチ打ち続けた。ついに彼はこっそりウィスキーにストリキニーネ(殺鼠剤)を入れる・・・。その秘密を抱いたまま、マックは大人になり、結婚し、子供たちも3人。幸福な家庭だった。そして、さらに何年かが経ち、大雪の日、マックは手紙を受け取る。‘会いたければ、今週末あの小屋(shack=掘っ立て小屋)に居る’―パパ(神)からだった。(もう少し続きます) [more][投票]
★5グレート・ワルツ(1938/米)オーストリア。1845年。のちにワルツ王と呼ばれるヨハン・シュトラウス二世(フェルナン・グラヴェイ)は銀行に勤めていた。が、業務なんてやる気は無く、とうとうクビに。彼は、一途に愛してくれるパン屋の娘ポルディ(ルイーズ・ライナー)の所へ行く。彼女に「曲をもっと作って、友だちを集めて弦楽団を作るんだ」。そして、レストランホールの主人に頼み込み、楽団演奏をする事が出来るようになる。発表の場を持ったのだ。そのレストランに帝国オペラ劇場の歌姫カーラ(ミリザ・コージャス)がたまたま立ち寄る。彼の才能を認めた彼女はホーヘンフリード伯の夜会へ来るようにと言って、立ち去る。(まだ続きます) [more][投票]