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[あらすじ] 安寿と厨子王丸(1961/日)

陸奥の岩城国[いわしろのくに=今の福島県西部]の判官岩木正氏(まさうじ、声=宇佐美淳也)は妻八汐(山田五十鈴)と長女安寿(あんじゅ=佐久間良子)、長男厨子王丸(ずしおうまる=住田知仁、長じて=北大路欣也)と仲睦まじく暮らしていた。姉弟は、帝の御料地の森で飼い犬のらん丸や動物たち(小熊のモクやネズミのチョン子ら)と楽しい毎日だった。ある日、正氏の上司になる陸奥守[むつのかみ]鬼倉(三島雅夫)が訪れ、安寿を嫁にと無理難題を吹っ掛ける。断られ、怒った鬼倉はその腹いせに御料地で動物たちに矢を向け、あげくの果ては、森に火をつけるのだった。そして、その罪を正氏になすり付けた。(もう少し続きます)
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正氏は朝廷から呼び出され上京(京都)し、音信不通になってしまう。無慈悲な鬼倉は家族を、屋敷から追い出すのであった。

仕方なく、八汐と姉弟と侍女、そしてらん丸とモクとチョン子は京を目指して旅に出る

。その後、彼らは人買いに騙され離れ離れになり、母八汐は佐渡へ、侍女は入水(じゅすい)し、姉弟は丹後(今と同じ京都の最北部)石浦の分限者 山椒大夫(東野英治郎)に売られる・・・。えっ、チョン子はどうしたって?動物たちは檻に入れられ、どこかへ運ばれて行きました。85分。

東映創立10周年記念作品。長編漫画映画としては4作目になる。

(評価:★4)

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