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[あらすじ] 十字路(1928/日)

姉と弟は貧しく、2人っきりの境遇だった。ある夜、弟が血だらけになって帰って来る。弟は盛り場の矢場の女、梅に惚れたのだが、競争相手も多く、その中の1人とケンカをしたのだ。姉が介抱し、床で一日過ごすと、彼はまた梅のことが恋しくなって来た。〈あいつは絶対俺のことを愛している〉。部屋の隅をふと見ると、姉が仕事でやっている仕立ての女物の晴れ着が置いてあった。彼は、やにわにそれを掴むと、また盛り場へ直行した。(もう少し続きます)
KEI

盛り場で梅を見つけると、しつこく言い寄る弟。男あしらいに慣れた梅も持て余し気味だ。そこへ、昨夜の男がやってきた。〈この野郎、昨日の返礼だ〉とばかり、白い粉を顔にぶちまけた。弟は目が見えなくなった。〈ちくしょう〉と、刀を抜いて振り回す。その刀に、男が切られてしまう。無声74分。

キネマ旬報 10位。日本より欧州の評価が高い。

上映時間について

・74分は、市販のもの。

・wikipediaによると、東京国立近代美術館フィルムセンターで所蔵している物は、

  87分(16mm、35mm) 88分(35mm) 65分(16mm)の4本あるらしい。

(評価:★3)

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