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[あらすじ] ロバと王女(1970/仏)

シャルル・ペローの童話の映画化。昔むかし、青の国の王様(ジャン・マレー)は美しい王妃(カトリーヌ・ドヌーヴ)と王女(カトリーヌ・ドヌーヴの2役)と金貨を生むロバ(!)と暮らしていました。しかし幸運には不運がつきまとうもので、王妃は突然不治の病になり、死んでしまった。遺言は「再婚するなら、私より美しい女としてください」。王は「いや、2度と結婚はしない」と言い、妻の面影を残す娘を遠ざけるのでした。(まだまだ続きます)
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喪が明けると、大臣たちが詰め寄った「王子が、跡取りがいないと国の安泰は有りません。再婚を」。しかしお見合い写真、ではなく肖像画を見るとロクな女はいない。最後の画を見る王。いや、これは―という大臣を遮って、「美しい・・・これは誰だ?」「王女様でございます」「えっ!」いつしか王女の事を忘れていたのだ。

いけない事とは知りながら、その美貌に目がくらんだ王は、我と結婚せよと娘に命じる。

途方に暮れた王女は、名付け親のリラの妖精(デルフィーヌ・セイリグ)の森に行く。妖精「そんな結婚は過ちです。王のそんな気持ちをなくさせるの。そう、難題を吹っ掛けるのよ」。妖精の入れ智恵で王女が要求したのは、空の色のドレス、月の色のドレス、そして太陽のドレス。しかし、王は信じられない事に、そのすべての要求を叶えたのでした。

妖精「しぶといわね。ではこれはどうかしら」。次の要求は、‘あのロバ’の皮だった。それに対し、王は・・・。

シャルル・ペローの童話「ロバの皮」の映画化。91分。

(評価:★4)

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