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[あらすじ] 銀の靴(1951/英)

スコットランドのエジンバラで毎年開かれる芸術祭。色んな催し物の中に、ここマーキューリー劇場では、興行主のフロスト(シーザー・ロメロ)が米より招いた新しいブロードウェイダンスを上演していた。が、借金で首が回らない。そんな劇場のコーラスガールの1人がジャネット(ヴェラ・エレン)だった。ある日、彼女は遅刻しそうになって、アパートを飛び出ると、来た車を止める。「乗っけて」と厚かましく乗り込み、劇場まで送ってもらう。こっそり練習中の舞台に上がるが、フロストに見つかり叱られ、それなら辞めると舞台を下りる。その時、受付では先程の車の運転手が来ていた。(まだ続きます)
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運転手「ジャネットさんに。車の中に忘れ物です。」「あなたは?」「私?私はブルーノ氏の運転手ですが。」えっ、あの億万長者のブルーノ氏?ということで、ジャネットはブルーノ氏と関係がある・・・いや恋人だと瞬く間に噂が広がる。それを聞いて、フロスト氏は考える―彼女を主役にして、ブルーノ氏から融資してもらおう―。ところで彼女は、どこだー!

一方ジャネットは、さっきは啖呵を切ったけど、家賃もドレス代も未払いだったと思い出し、考え直して、謝ろうと事務所へ行く。フロスト氏だ「ああ、君がジャネットだよね。探していたんですよ。主役をやってもらおうと思ってね」えっ、あの私―、えっ?  

勘違いが、勘違いを呼んで・・・。ブルーノ氏(デヴィッド・ニーヴン)の登場と相成る。97分。

ミュージカル・プリンセスとして一世を風靡したヴェラ・エレンの代表作の1本(他には「踊る大紐育'49」「ホワイトクリスマス'54」等)。また英国ミュージカル(「シーザス・クライスト・スーパースター」「オペラ座の怪人」「キャッツ」「レ・ミゼラブル」等)の先駆けになったともいわれる。

邦題同名「銀の靴」(ディアナ・ダービン主演'39米)とは別物です。

(評価:★5)

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