コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] この道(2019/日)

昭和27年(1952)、北原白秋没後十周年記念コンサートが指揮山田耕筰で開かれた。終了後記者(小島藤子)の問いに、山田(EXILEのAKIRA)は友だった白秋(大森南朋)のことを話始める。―明治43年(1910)白秋は隣家の奥さん俊子(松本若菜)と深い仲になっていた。雨が降っている。膝枕で白秋、「雨の音はぴちぴち、ちゃぷちゃぷと聞こえる(これが後に童謡‘雨降り’になる)」。俊子「あなたって、大人のような子供のような人ね」。翌年、白秋は詩集‘思ひ出’を出版。その記念会で、歌壇の重鎮与謝野鉄幹(松重豊)から「彼の詩はリズムがあり躍動感がある。生きている。」と絶賛される。男泣きに泣く白秋だった。(まだまだ続きます)
KEI

俊子との仲は続いていた。が、夫の知るところとなり、姦通罪で訴えられ逮捕される。しかし、与謝野鉄幹、晶子(羽田美智子)夫妻の尽力があり、保釈金を払ってもらって釈放される。その礼に、与謝野家を訪れた時に会ったのが鈴木三重吉(柳沢慎吾)だった―子供たちの為の新しい童話、童謡(詩)の本‘赤い鳥’を作ろうと思っている。力を借りたい―と言われる。

この‘赤い鳥’が白秋の大きな転機になる。そして‘赤い鳥’が軌道に乗った時、三重吉が訪ねて来る。「音楽家山田耕筰を紹介したい。米で交響楽団を指揮した経験がある男だ(山田は後に日本で初めて交響楽団を組織している)。日本の音楽を変えたいと考えている。君の詩を歌にしたいそうだ。僕も大賛成だ。」しかし白秋は「僕の詩はそれだけで完璧ですよ。歌になんかする必要はない!」と突っぱねる。後日改めて山田が訪ねて来るが、2人は大ゲンカになってしまう。日本の‘童謡’は、どうなる?そんな時、大正12年(1923)大震災が関東を襲った。

童謡誕生(‘赤い鳥’発刊1918年)100周年記念作品。白秋の‘雨降り’‘赤い鳥小鳥’‘あわて床屋’‘ゆりかごの歌’‘からたちの花’・・・そして‘この道’の誕生秘話を織り込みながら彼の半生を描く、105分。

(評価:★3)

投票

このあらすじを気に入った人達 (1 人)トシ

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。