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[あらすじ] 白き処女地(1934/仏)

カナダのケベック地方。フランス系住民が住んでいる。開拓一家も多い。その1つシャプドレーヌ家の娘マリア(マドレーヌ・ルノー)は、冬の間は村の親戚の家に身を寄せていた。春が来て、今日は父が迎えに来てくれる日だ。父は途中で、昔馴染みの青年―今は猟師のフランソワ(ジャン・ギャバン)を拾う。馬車は家に着き、フランソワは5年ぶりのマリアが美しく成長しているのに驚く。マリアの心にも、ぽっと明かりがともる。(更に続きます)
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マリアが山奥の家に帰ると、力仕事を手伝ってくれているユトロペ(アレクサンドル・リニョー)がいた。ユトロペは一目で彼女を気に入る。ある日、家に親戚一族他が集まって会合を開く。そこに都会から来ていたロランゾ(ジャン・ピエール・オーモン)も、マリアに魅かれる。

春は村々で色んな催し物がある。色んな人たちから逃れて、マリアとフランシスは2人っきりだった。「この夏は臨時働きもし秋も冬も働いて、1000ピアストル貯めて見せるぞ」「私、待ってるわ」。2人は堅い約束をする・・・。マリアの恋を絡めながら、カナダの開拓民を活写した小説の映画化。77分。

第1回フランス・シネマ大賞受賞。全米映画批評会議 最優秀外国映画賞、ヴェネツィア国際映画祭 監督賞受賞。ジャン・ギャバンを一躍スターにした作品でもある。

(評価:★4)

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