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[あらすじ] マクベス(1948/米)

舞台はスコットランド。古い時代。荒野に3人の魔女。前には大釜。煮たぎっている。イモリの目玉、マムシの舌、サソリの針、9匹の子を食べた母豚の血、絞首刑の罪人の脂汗、娼婦がどぶに産み落とした赤子の指を入れて地獄のスープを作っている。煮詰めてドロドロにし、人形(ひとがた)を作る。「次回は雷の下、雨の中、日暮れの前に集まろうぞ」「そこに来るのは・・・」「マクベス!」(まだまだ続きます)
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その雷、霧雨の日、夕暮れ時に武将マクベスとバンクォーが荒野を駆けている。前面に現れたのは、三つの影。叫ぶ、「マクベス、万歳!コーダの領主。いずれ王になるマクベス、万歳!」人形に領主の印(首飾り)そして王冠を被せ、天に捧げる。雷が響く。マクベス「何者だ。異様な影。私はコーダの領主ではないし、ましては王になるなんて・・・」。バンクォー「異形な者たちよ、予言か?そうなら、私はどうなるのじゃ?」「バンクォーか、お前は王の親になるであろう・・・、2人共幸せ者、万歳じゃ!」。

そこへ、神父と王の使いの貴族の手勢が来る。神父「この世の者ではない者よ。立ち去れー!」三人の影は、霧雨に消える。貴族「おおっ、マクベス。ここにいたか。この度の戦功により、お主はコーダの領主に命じられたぞ!」

夜、神父はマクベスにさとす、「闇の使い手は人を信用させ、土壇場で裏切って破滅させるのです」。「そうだな。何も自ら動くことはない。自然に任せればいいんだ」。と、一旦は考えたマクベスであったが、居城に帰り、夫人と話している内に、王がこの城に今夜来て、明朝早く発つという事で・・・、この機会を!

「あぁ、星よ、その光を消せ。王になりたいというこの野望が人々の目に触れないように。」と言いながら、マクベスと妻は、共に欲望に飲まれて行く。107分。

シェークスピアの「ハムレット」「オセロー」「リア王」と共に四大悲劇といわれる「マクベス」のオーソン・ウェルズによる映画化。ヴェネチア映画祭作品賞ノミネート。

(評価:★5)

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