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[あらすじ] 遥かなる甲子園(1990/日)

昭和39年('64)米で流行した風疹(ふうしん)は、基地のある沖縄に飛び火し、多くの妊婦が罹り母親には影響はなかったものの、聴覚障害児が何百人と生まれた。昭和53年('78)沖縄県[返還はS47('72)]はその子らの為に県立北城ろう学校を設立する。―その野球部。顧問の新城先生(三浦)がノック練習をしている。その中にキャプテンの真壁敏夫(林)もいた。それを見守る母一恵(小川)は昔を思い出していた。医者から一生耳は治らないと言われたこと、敏夫を抱き自殺しようと崖まで行ったこと、思い切り泣いたこと、そして風船を手にその振動を感じる発声練習、字を書いた札を家中貼ったことetc。(もう少し続きます)
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・・・野球部の練習は続いていた。しかし知念校長(植木)は高野連(日本高等学校野球連盟)の人と会っていた。規則で連盟に入っていない高校は大会どころか練習試合も出来ない事になっていたのだ。耳の障害は有ったが、いつか甲子園へという夢を抱いて彼らは練習に励む。やがて再三の校長の説得で、特例として認められるのだが・・・。103分。

実話を基にしたフィクション。平成2年('90)文化庁優秀映画作品賞受賞。 尚、2010年日本学生野球憲章が全面改正され、今はすべての高等学校が連盟に加盟できるようになっている。

(評価:★4)

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