1970年代初頭、ＮＹで麻薬密輸でのし上ったギャング、フランク・ルーカスと、彼を追い警察の腐敗を暴いた刑事リッチー・ロバーツ。実在した二人の実話をリドリー・スコット監督が映画化。1968年、ハーレムを取り仕切っていた大ボスのバンピーが急死した。彼の運転手でもある側近のフランクデンゼル・ワシントンは、イタリア系マフィアを通さずに独自に麻薬密輸に乗り出し市場を独占、巨万の富を得る。その頃、ニュージャージー州の刑事リッチーラッセル・クロウは賄賂と着服、横領などが横行する警察の腐敗に嫌気がさしながらも、正義のための信念を貫いてた。そして彼は新たに設立される麻薬捜査班の責任者に抜擢される。(157分)