2013年3月に第266代ローマ法王に選ばれたフランシスコ法王は環境問題や社会問題にも積極的に発言し「ロックスター｣とも喩えられ、その半生記を描く伝記ドラマ。1950年代アルゼンチンで化学を学んでいたホルヘ・ベルゴリオロドリゴ・デ・ラ・セルナ（2005年以降はセルヒオ・エルナンデス）はキリスト教徒として神に仕えることを決意しイエズス会に入会。そして37歳の若さでイエズス会アルゼンチン管区長に任命される。しかしその当時、アルゼンチンでは軍事独裁政権が生まれ徹底した弾圧体制下にあり、貧しき人々の立場に立ったイエズス会教会司祭も弾圧の対象とされホルヘの周囲の人々も巻き込まれていくのであった…(113分)