[あらすじ] 決算!忠臣蔵(2019/日)
山本博文の「「忠臣蔵」の決算書」を元に映画化。世にも名高い赤穂浪士の吉良邸討入。浅野内匠頭の刃傷沙汰、切腹から1年9ヵ月後に果たされた仇討ちに至るまでの浪士たちをお金の面からコミカルに描く。大石内蔵助堤真一はもめる家中を何とかなだめ開城へ。それを横目に「役方(藩の経営担当)」である勘定方の矢頭長助岡村隆史らは「金の使い方を知らん「番方(いくさ担当)」は…」と愚痴りながらも離散する家臣のための割賦金(退職金の意)をなんとか工面。そして何とかかき集めた750両(現代の9500万円相当)を資金にまずお家再興、そしてついには敵討ちへ、と進むが果たしてお金は足りるのか!?(125分)
原作の「「忠臣蔵」の決算書」は、大石内蔵助が書き記しておいた赤穂城開城時から吉良邸討入までの会計書類=「預置候金銀請払帳」という一級史料を元に書かれた、真面目な歴史書とのこと。「預置候金銀請払帳」には現に武器購入費から潜伏中の会議費、住居費、飲食費などの諸費用が事細かに記されていたとか。なお原作本には史料として「預置候金銀請払帳」が全文、掲載されているらしい。
本作には大石内蔵助の、京での茶屋遊びのシーンも当然、出てくる。果たしてその茶屋遊びの費用はどこから?それは見てのお楽しみ〜
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