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よだかさんのあらすじ: 点数順

★5クライム&ダイヤモンド(2001/米=カナダ)服役中に脱獄した詐欺師フィンチ(クリスチャン・スレーター)と窃盗犯マイコー(リチャード・ドレイファス)は、マイコーが25年前に銀行から盗み出して片田舎に埋めた大量のダイヤを掘り返す計画を立てる。脱獄後、身元を隠すためにフィンチはクレティス・タウトという男になりすましたのだが、実はこの男がマフィアに命を狙われていた。フィンチは殺し屋のジム(ティム・アレン)達に追われる羽目に陥りながらも、マイコーの一人娘であるテス(ポーシャ・デ・ロッシ)と共にダイヤ奪還を狙う。──10年間温めた脚本を引っさげて登場した新鋭クリス・バー・ヴェル監督デビュー作のクライムムービー。[92分] [more][投票(1)]
★5ガイア・ガールズ(2000/英)元クラッシュ・ギャルズの長与千種率いる女子プロレス団体GAEA JAPANの選手や練習生のひたむきな姿を追ったドキュメンタリー。軸は童顔の練習生・竹内彩夏。リングの上で血ヘドを吐き、泣きじゃくりながらもあきらめずにプロデビューに挑む彼女の姿や、挫折してガイアを去っていく者、深い愛情を内に秘めながらも、厳しい指導で選手を叱咤する長与の姿を鮮烈にとらえている。[上映時間106分][投票]
★4マグダレンの祈り(2002/英=アイルランド)1964年アイルランド。いとこにレイプされたマーガレット(アンヌ・マリー・ダフ)と孤児だったバーナデット(ノラ・ジェーン・ヌーン)と未婚で子を産んだローズ(ドロシー・ダフィ)の三人の少女は、強制的にマグダレン修道院に入れられた。マグダレン修道院──そこは性的に“堕落した”とされた女性たちを矯正させるための施設。彼女達を待ち受けていたのは、過酷な労働と修道女たちの虐待と一切の自由のない生活だった──1996年までアイルランドに実在した修道院にまつわる実話に基づいた物語。2002年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作品。[ビスタサイズ / 118分][投票(1)]
★4ディナーラッシュ(2000/米)ニューヨーク・トライベッカ地区の人気イタリアンレストラン「ジジーノ」を舞台にしたスタイリッシュな群像劇 ── この店のオーナーのルイ(ダニー・アイエロ)は何かと悩み事を抱えている。独創的な料理を生み出す息子ウード(エドアルド・バレリーニ)との確執。店の乗っ取りを企てるクイーンズギャングとの抗争。そんな対立軸と共に、ギャンブル中毒のシェフやウェイトレス兼アーティスト、博識のバーテンダー、クセのある客たちなど、店に関わる人々のそれぞれの物語がときに交錯しながら展開する ── ちなみに「ジジーノ」は実在のレストランで、監督のボブ・ジラルディが実際のオーナー。[99分][投票(1)]
★4マルセイユの恋(1997/仏)マルセイユを舞台に、女手ひとつで子供ふたりを育てるジャネット(アリアンヌ・アスカリッド)と工場の警備員である孤独な男マリウス(ジェラール・メイラン)がひょんなことから出会い、少しずつ惹かれ合う様子を描く。なんでもはっきりと自己主張するかとおもえば、ストレートな愛情表現は苦手。ワインは大好きだけど、テーブルマナーはぜんぜんわからない。 そんな庶民の恋物語。[102分][投票(1)]
★4隣人13号(2004/日)小学生のころ村崎十三(小栗旬)は赤井トール(新井浩文)からひどいいじめを受ける。時は流れ、赤井は妻(吉村由美)との間に幼い子どもをもうけ幸せな家庭を築いていた。彼らが引っ越した先のアパートの階下13号室には村崎が同時期に入居し、さらに赤井の職場に村崎が新人として入ったのは偶然ではなかった。しかし赤井はかつていじめていた村崎を覚えていなかった。村崎の赤井に対する復讐心は、村崎の中に狂暴な別人格「13号」(中村獅童)を生み出していた。[ 115分/R-15指定 ][投票]
★4マッリの種(1998/インド)テロリスト集団で育った19歳の少女マッリは、敵の兵士も味方の裏切り者も躊躇なく殺す冷徹な暗殺者。そんな彼女にある日、要人暗殺の自爆テロの命が下される。彼女は任務遂行のために密林を抜け街へと出る。テロ決行日までマッリは農業研修と偽り、農家の空き部屋に宿をとるのだが、家人と過ごすその数日間に彼女の自我は激しく揺さぶられるのだった。──1991年ラジブ・ガンジーがひとりの少女の自爆テロによって暗殺された事件が着想の元で、テロが頻発する国内の実情を反映した社会派インド映画。公開時の邦題は『マッリの種』。ビデオ化に際して『ザ・テロリスト/少女戦士マッリ』と改称される。[99分][投票]
★4天国の口、終りの楽園。(2001/米=メキシコ)フリオ(カエル・カルシア・ベルナル)とテノッチ(ディエゴ・ルナ)は自由奔放な17歳の夏を謳歌していた。そんなある日、ふたりはテノッチの従兄弟の妻であるルイサ(マリベル・ベルドゥー)と出会い、実在するかどうかもわからない伝説の海岸“天国の口”へと彼女を誘う。ふたりの誘いを一度は断ったルイサだったが、やがて思い直し三人でメキシコ・シティを車で南下する一夏の旅へと出かけた。はたして“天国の口”に彼らは辿り着くことができるのだろうか──本国メキシコで2001年度の年間興行収入1位を記録し、同年ヴェネチア国際映画祭で最優秀脚本賞と最優秀新人賞を受賞したロードムービー。[106分][投票]
★4しあわせはどこに(1994/仏)工場を経営するフランシス(ミシェル・セロー)は、従業員たちとの労働争議の対応に追われ、自宅に帰れば妻(サビーヌ・アゼマ)と娘に邪険に扱われ、ついには心労で倒れてしまうという冴えない日々を送っていた。そんなある日、むかし失踪した夫を探す女( カルメン・マウラ)とその娘が出演する「尋ね人」というテレビ番組に、失踪人としてフランシスそっくりの顔写真が公開され大騒ぎとなった。これが発端となり彼の人生は思いがけない方向へ転がっていく。──本国フランスで記録的なロングランとなったハートフルコメディ。[106分][投票]
★3TUBE(2003/韓国)ある日突然ソウル市内の地下鉄車両が爆弾を持ったテロリストに乗っ取られる。主犯は元国家工作員のギデク(パク・サンミン)。先日空港で政府要人を狙撃した犯人であり、チャン刑事(キム・ソックン)の恋人の命を奪った仇でもあった。偶然車両に乗り合わせた女スリのインギョン(ぺ・ドゥナ)からの連絡を受けて、チャン刑事は地下鉄統制室室長(ソン・ビョンホ)と連係をはかりながら敢然とテロリストに立ち向かう。『シュリ』助監督を務めたペク・ウナク初監督作。[116分/SRD/カラー][投票]
★3沙羅双樹(2003/日)昔ながらの面影を残す奈良の旧市街地「ならまち」の旧家が舞台。暑い夏のある日、神隠しにでもあったかのように双子の兄が行方不明になった。五年後、高校生になった弟の麻生俊(福永幸平)は幼なじみの伊東夕(兵頭祐香)を自転車のうしろに乗せて家路を走る。墨職人の父・卓(生瀬勝久)は夏祭りの準備に忙しく、母・礼子(河瀬直美)は臨月をむかえていた。そんなときふいに兄の消息が明らかになり家族に動揺が広がる。いっぽう夕も母・晶子(樋口可南子)から意外な出生の秘密を打ち明けられていた。 ── 第56回カンヌ国際映画祭コンペ部門参加作品。[99分][投票]
★3季節の中で(1999/米=ベトナム)ベトナムはホーチミン(旧サイゴン)を舞台にいくつかのエピソードが時に重なりながら同時進行していく ── 病に冒された屋敷の主人と詩をとおして交流する蓮売りの娘(グエン・ゴック・ヒエップ)。娼婦(ゾーイ・ブイ)に心をよせるシグロ(人力タクシー)の運転手(ドン・ズオン)。ガムやタバコを売って生活するストレートチルドレン。ベトナム女性との間にうまれた娘を探す元米兵(ハーベイ・カイテル) ── 1999年サンダンス映画祭でグランプリ・観客賞・撮影賞の3冠に輝いた。デビュー作となった監督のトニー・ブイはベトナム生まれのアメリカ育ちで当時弱冠26才。オールベトナムロケ。[108分][投票]
★3ルーカスの初恋メモリー(1986/米)昆虫好きのチビでメガネっ子の高校生ルーカス(コリー・ハイム)は、二つ年上の転校生マギー(ケリー・グリーン)と出会い恋に落ちる。ルーカスはすぐにマギーと友達になれたのだが、マギーはやがてフットボール部のレギュラーであるキャピー(チャーリー・シーン)と急速に仲を深めていく。そんなふたりの様子を目の当たりにしたルーカスは何を思ったか突然フットボール部に入部した。 ── 脇役だが、ルーカスを慕うリナことウィノナ・ライダーの映画デビュー作となった青春ラブストーリー。[100分][投票]
★3Fカップの憂うつ(1998/米)金もなく夜逃げ同然でビバリーヒルズの安アパートを点々とする四人家族。ギャンブル好きで金にだらしない父(アラン・アーキン)、時々ヤクに手を出す役者志望の兄、生意気な弟、そして大きな胸に悩む年頃の長女ヴィヴィアン(ナターシャ・リオン)。そんな家族の元にある日、麻薬の更正施設から脱走してきた父の姪(マリサ・トメイ)が転がりこんできた。彼女は思いつきで看護学校に通うことを決め、その面倒を家族がみることを条件に、姪の父親から金銭の援助を受けることに。おかげで家族は安アパートから高級マンションに引っ越すことができたのだが、その後次々と問題が起こる。[91分][投票]
★3プリック・アップ(1987/英)実在の劇作家ジョー・オートン(ゲイリー・オールドマン)とゲイの恋人ケネス・ハリウェル(アルフレッド・モリーナ )の間に起こったある事件の経緯を、実話を元に映画化。王立演劇学校で知り合ったふたりは同棲をはじめる。このころ作家を目指していたハリウェルはオートンに古典の教養を手ほどきする。やがてオートンの才能はハリウェルをしのぎ、劇作家として成功の道をあゆむようになる。そんな彼を影から支えるハリウェルは、華々しい表舞台に立つオートンに対して、内心複雑なおもいを抱いていた。[投票]