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デナさんのお気に入りあらすじ

断崖(1941/米)★3 金持ち令嬢のリーナ(ジョーン・フォンテーン)は、両親の反対を押し切って悪評高いジョニー(ケイリー・グラント)と結婚する。しかし夫は無一文で自分の財産を当てにしていることを知った彼女は、夫に対する疑惑が募っていく・・・。(83分) [more] (AONI)[投票(3)]
白いカラス(2003/米)★4 名門大学の学部長を務めるコールマン・シルク(アンソニー・ホプキンス)は、講義中の無遠慮なひとことによって弾劾され、人種差別者と罵られて辞職を余儀なくされた。その上、ショックで妻は絶命してしまう。怒るコールマンは作家ザッカーマン(ゲイリー・シニーズ)にこの事件を書いてくれと頼む。自らそれを書くよう勧める彼だったが、コールマンとの交流から長い隠遁生活を抜け出し、コールマンもまた平穏さを生活に取り戻すのだった。そしてコールマンは、若いながらに環境に傷つけられた主婦、ファーニア(ニコール・キッドマン)と交際しはじめる。彼女になら自分の秘密を話せる、と信じて…。〔108分/カラー〕 (水那岐)[投票(1)]
カストラート(1994/仏=伊=ベルギー)★2 カストラート…それは幼く美しい歌声をそのまま保つべく、男根を切除することで永遠の美声を得たバロック音楽界の爛熟の華である。ファリネッリ(ステファノ・ディオニジ)は幼児期の事故がもとで一物を切り取り、代わりに美声を得た、いわば望まざるカストラートであった。彼は凡庸な作曲家リカルド(エンリコ・ロ・ヴェルソ)の歌を歌い、社交界の話題を一身に集めるが、その歌に甘んずるかぎり頂点を極められぬのは目に見えていた。ついに意を決したその恋人アレクサンドラ(エルザ・ジルベルスタイン)は、ファリネッリを快く思わぬ楽聖ヘンデル(ジェローン・クラッペ)の楽譜を、彼の出世のために盗み出そうとする。〔106分/カラー/ワイド〕 (水那岐)[投票(3)]
マイ・フェア・レディ(1964/米)★5 言語学者のヒギンズ教授(R・ハリスン)は下町の花売り娘のイライザ(O・ヘップバーン)のあまりにも下品な訛り・言葉使いに興味を持ち、友人のピカリング大佐に、自分が教育すれば半年で舞踏会に出られるぐらいの貴婦人に仕立て上げられると豪語し、賭けをした。そして厳しい教授のレッスンに堪えたイライザは見違えるような麗しき貴婦人へ変貌を遂げ、社交界へデビューするが・・・ブロードウェイで未曾有の大ヒットしたミュージカルの映画化だが、主演はJ・アンドリュースからO・ヘップバーンに変更され舞台関係者・ファンから非難の声が上がった。「唄えない女優がミュージカルの主演?」と・・・ [more] (sawa:38)[投票(15)]
百万円と苦虫女(2008/日)★5 鈴子(蒼井優)は友人カップルとマンションを借りて生活する筈だったが、土壇場にきて女友達が恋人の男を振った。イライラの高まった男は鈴子の飼い猫を勝手に捨て、怒った鈴子は彼の持ち物を全部捨ててしまい、男からの告発で逮捕されるに至った。拘留ののち帰宅する鈴子だが、受験を前にしてナーバスになった弟・拓也(齋藤隆成)に前科者扱いされ、その場で百万円貯めたら誰も知らない場所に消えると宣言する。海の家、果樹園での桃もぎなどで小金を稼ぎながら、男のいい加減さ、人間の浅はかさを痛感する鈴子。だが、ある街で花屋の店員になったとき、鈴子は誠実に彼女を愛する青年・中島(森山未來)と出会う。〔121分/カラー/ヴィスタ〕 (水那岐)[投票(1)]
ヒポクラテスたち(1980/日)★4 荻野愛作(古尾谷雅人)は医学生。産婦人科のレポートはよく書けるが、昔なじみの図書館員を妊娠させてしまう、少々使命感の足りない凡俗であった。彼のまわりに集まる者たちは、ある者は学生運動に魂を燃やし、ある者は医者制度そのものに疑念を抱き、それぞれに青春のなかでブスブスと燻りつづけていた。そんな毎日のなかで、愛作はじょじょに毎日の不条理に冒され、幻覚におびえるようになってゆくのだった。〔126分/カラー/スタンダード〕 (水那岐)[投票(3)]
さよならみどりちゃん(2004/日)★3 ゆうこ(星野真里)はひとりが好きで友達は鬱陶しいだけ、でも好きなユタカ(西島秀俊)とだけ一緒にいられればいい、というハタチのOL。だが、初めてのSEXの日、彼には「みどりちゃん」という恋人がいることを知らされる。それでも、ユタカの肌には「磁石」がついていて、ゆうこは彼の手を振りほどくことができない。ユタカに薦められるままに、ゆうこは会社帰りにスナックでのバイトを始める。そしてユタカの後輩・太郎くん(松尾敏伸)に愛を告白される。「あたしに必要なのはユタカだけなのに…」〔98分/カラー/ヴィスタ〕 [more] (水那岐)[投票(1)]
いちご白書(1970/米)★2 1968年コロンビア大学、遊園地を軍の施設へ建て替える計画に端を発する学生運動にノンポリである筈のサイモン(B・デイビソン)が参加する羽目になる。理由は活動家のリンダ(K・ダービー)に恋をし近づきたかっただけなのに・・だが運動は過激さを増し、大学当局の不正が明るみにされるに及び、サイモンも真剣に運動に取り組まざるを得なくなった。そして遂に大学側は警官隊の導入を決意し、学生たちと対峙する・・・・<余談>翌年1月18日、東京、この事件に触発された学生500名が東京大学安田講堂を占拠し、機動隊員と血で血を洗う攻防戦を展開するも、これを機に日本での学生運動は終息する。レビューは音楽との関係について [more] (sawa:38)[投票(9)]
フライトプラン(2005/米)★3 「本日はアルト航空ベルリン発NY行きをご利用いただきありがとうございます。ご搭乗のお客様にご案内いたします。どなたか機内にてジュリアちゃんという名前の6歳の女の子をお見かけになりませんでしたでしょうか?。搭乗記録に見当たらないのでございますが、数日前にご主人を亡くされたばかりの、航空設計士のカイル・プラット(ジョディ・フォスター)様が、「確かに娘は存在するの!」とすごい剣幕でお探しになっていらっしゃいます・・・。機内をくまなく探索いたしましたが、どこにも見つかりません。どなたかお心当たりの方はいらっしゃいませんでしょうか・・・」 (プロキオン14)[投票(8)]