★4 | かづゑ的(2023/日) | ハンセン病療養所・長島愛生園に10歳で入所し80年以上暮らすかづゑさんの生き方を、「かわいそうなハンセン氏病患者」という捉え方をせずに、監督との信頼関係でつづったドキュメンタリー。 | [投票] |
★4 | コヴェナント 約束の救出(2023/英=スペイン=米) | 2018年アフガニスタン。米軍に協力した元タリバンの通訳アーメッドは瀕死のキンリーをたった一人で助けアメリカへ帰国させたが、軍から永住ビザの約束を反故にされたアーメッドは現地でタリバンの復讐におびえて暮らすことになった。命の恩人を救出すべく、キンリーは身元を隠して再びアフガニスタンへ飛びアーメッドの捜索と救出に臨むのだった。 | [投票] |
★4 | ポップスが最高に輝いた夜(2024/米) | 1985年、アフリカ飢餓と貧困を救うためにマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作した曲「We Are the World」のレコーディング風景のドキュメンタリー。50名近くのアーティストが結集してハーモニーを録音、その後ソロパートを約20名が担った。今は亡きマイケル・ジャクソンらが個性的なパフォーマンスを作り上げる過程が記録されている。 | [投票] |
★4 | ゴッズ・クリーチャー(/英=アイルランド) | アイルランドの小さな村。数年ぶりに帰国してきた息子を守りたいがために咄嗟についた母親のウソが、家族と周囲の人々をのみこんでゆく・・・。 | [投票] |
★3 | 静かなる叫び(2009/カナダ) | 1989年12月6日にカナダモントリオール理工科大学で起きた銃乱射事件をモチーフに描いた社会派作品。反フェミニズムの男が、自分が受験に失敗したのは女子学生が男性の地位を揺るがせたからだと思い込み、フェミニストは殺害するべきだと、実際に起こした事件。カナダ・アカデミー賞(ジニー賞)で歴代最多9部門受賞、ヴィルヌーヴの名が一気に注目されたモノクロ作品。77分。 | [投票] |
★4 | 生きる LIVING(2022/英=日) | 黒澤明の不朽の名作『生きる』をカズオ・イシグロの脚本でリメイク。第二次世界大戦後のイギリスを舞台に末期ガンを宣告された役人が「生きる」ことを見つめ直す。 | [投票] |
★4 | レッド・ロケット(2021/米) | 落ち目のポルノ俳優マイキーが故郷に舞い戻ってくるが誰からも歓迎されない。そんな彼がドーナツ店の少女ストロベリーと出会い再起をかけるのだが・・・ | [投票(1)] |
★4 | 聖地には蜘蛛が巣を張る(2022/デンマーク=独=スウェーデン=仏) | イランで実際に起こった娼婦連続殺人事件を基に、娼婦は汚らわしい存在なので街を浄化するために殺すという犯行声明をだして殺して行く「スパイダー・キラー」とされる男と、事件を追う女性ジャーナリストの追跡。『ボーダー 二つの世界』の監督が描く社会派クライム作品。 | [投票] |
★4 | トリとロキタ(2022/ベルギー=仏) | 移民としてアフリカからやってきたトリとロキタは血は繋がらないものの「姉弟」として力を合わせて暮らしている。ロキタの夢はビザを取得して介護ヘルパーとなってトリと暮らすこと。正規の仕事に就けない二人は危険なドラッグの運び屋としてなんとか食いつないでいるが、身勝手な大人たちに付け込まれ追い詰められてゆく。2022年・第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。75周年記念大賞受賞。 | [投票] |
★4 | 逆転のトライアングル(2022/スウェーデン) | モデルのインフルエンサー・ヤヤと男性モデル・カール。レストランで支払いをどちらがするかという男女の役割を発端に、セレブが集まる豪華客船での乗客と乗組員の立ち位置、権力、金をモチーフに展開する人間模様。嵐によって無人島に流れ着いた面々は、生存にかかわるサバイバルゲームによってそれまでのパワーバランスが崩れ、立場が逆転する事態に陥る。セレブ達は火も起こせず空腹となり、サバイバル力に長けたトイレの清掃係が無人島での女王となり一行を仕切っていくが・・・。 | [投票] |
★4 | ナワリヌイ(2022/米) | プーチン最大の敵と言われる、ロシアの反体制派のカリスマ指導者アレクセイ・ナワリヌイ。2020年8月に毒殺未遂事件により昏睡状態となるも奇跡的に回復。その後の毒殺犯の特定・追及を追ったドキュメンタリー。 | [投票] |
★3 | ストレイ 犬が見た世界(2020/米) | 殺処分ゼロの国トルコのイスタンブール。野良犬が路上で人と共存する様子を、犬の視点で追ったドキュメンタリー作品。ゼイティン・ナザール・カルタルらの野良犬はシリア難民の少年になぞらえて人間社会の問題点をもあぶりだす。 | [投票] |
★2 | ワース 命の値段(2019/米) | 9.11アメリカ同時多発テロの被害者と遺族救済のための保証金プログラム特別管理人を請け負った弁護士のケン・ファインバーグ。彼の保証金算出方法に不満をいだく被害者らと政府との間で葛藤する弁護士の姿を描く。 | [投票] |
★5 | 対峙(2021/米) | 在校生による銃乱射事件の加害者・被害者双方の両親は息子の死に苦しみ続ける中、事件6年後に初めて対峙する。加害者と被害者というアンタッチャブルな関係性はぎこちない挨拶から始まる対面となるが、冷静さを保とうとするほど激しい感情が沸き起こる。ほぼ4人しか登場しない密室の会話劇。 | [投票] |
★3 | 愛する人に伝える言葉(2021/仏=ベルギー) | 末期がんの息子バンジャマンはがんの名医であるエデ医師から回復の見込みがないことを告げられ動揺するが、母親と共に徐々に死と向き合うことで自分自身の生き方を振り返ることになる。 | [投票] |
★4 | ヴァチカンのエクソシスト(2023/米=英=スペイン) | 黒澤明の不朽の名作『生きる』をカズオ・イシグロの脚本でリメイク。第二次世界大戦後のイギリスを舞台に末期ガンを宣告された役人が「生きる」ことを見つめ直す。 | [投票] |
★4 | ザ・ライダー(2017/米) | 頭に大けがを負ったカウボーイが、ロデオをあきらめきれず後遺症と闘いながら前向きに生きていくドキュメンタリータッチの作品。キャストはすべて実在の本人たちが担っている。 | [投票] |
★3 | サンドラの小さな家(2020/アイルランド=英) | DV夫から逃げ、ダブルワークでホテルでの仮住まいをしながら暮らすシングルマザー・ケリーが、ふとしたころから自力で家を建てる計画を立てる。仲間の協力を得ながら奮闘し新たな生活を目指して行く。 | [投票] |
★3 | 特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021/デンマーク) | 前4作から制作陣・俳優陣がほぼ総入れ替えとなったデンマークのミステリー小説「特捜部Q」のシリーズ第5弾。
失踪した小児性愛者の外交官スターク事件を追ううちに、彼のパスポートを持ったロマ人少年マルコが拘束されていることを知り、カールは行き過ぎた捜査で休職を告げられるも調査を続けていくが・・・。 | [投票] |
★3 | タミー・フェイの瞳(2021/米) | 幸せ・愛・神というキーワードで1970年代から約10年間、人々から熱狂的に支持を得たベイカー夫妻は、莫大な募金を得てテレビ伝道師としての地位を確立して行く。ライバルの陰謀、金銭的不正や様々なスキャンダルの果てに、夫婦の絆は崩壊しその地位も奪われて・・・。
実在のテレビ伝道師夫妻の栄光と転落の顛末を描く。2022年・第94回アカデミー賞では主演女優賞、メインアップ&ヘアスタイリングの2部門を受賞。
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