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[あらすじ] 世紀の光(2006/タイ=仏=オーストリア)

ウィーラセタクン監督の両親へ捧げられた個人の生誕以前へ遡る記憶の映画。 二つのパートに別れていて、一部は、タイの地方の診療所を舞台に、若き医師であった父と母の馴れ初めと二人の間を出入りする田舎の素朴な人々の面影を、ある時は憧憬を込めて、またある時は優しいユーモアを交えながら、観想的に綴ってゆく。 二部は首都バンコクの近代的な総合病院に移り、景観もがらりと変わる。同じ俳優が同じ役割で登場するが、新たな物の配置に伴い気の流れに微妙な変化が生じたように、異なる現実のパノラマが浮揚してくる。
(★5 袋のうさぎ)

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