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[あらすじ] 尼僧物語(1959/米)

キャサリン・ヒュームのベストセラー小説をフレッド・ジンネマンが映画化した修道尼の物語。ベルギーの修道院を舞台に、ガブリエル(オードリー・ヘップバーン)の修道志願者としての成長を描いていく。様々な戒律に身を置き日々成長していくガブリエル。だが第二次世界大戦の戦火がそこまで迫っていた。(本編151分/公開日1959年8月)
kawa

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







○作品賞、監督賞、主演女優賞、脚色賞、撮影賞、音楽賞、編集賞、録音賞など、1959年度第32回アカデミー賞に合計8部門でノミネートされた。(いずれも受賞ならず)  作品賞は『ベン・ハー』、主演女優賞はシモーヌ・シニョレ(『年上の女』)がそれぞれ獲得した。

○本作品はイタリアのチネチッタ撮影所で製作されたが、同時期、同スタジオではウィリアム・ワイラーの『ベン・ハー』が製作中だった。『ローマの休日』でワイラーとへプバーンは面識がありましたので『ベン・ハー』のローマ競技場のシーンで観衆の中にヘプバーンの顔が見えるという(いわゆるカメオ出演)という噂が立ちました。(実際は出ておらず)

○本作品のラスト、へプバーンが修道院を去るシーンには壮大な音楽が流れる予定でしたが映画会社が尼僧をやめる事を奨励しているように一般観客にとられるのでは…?と危惧を抱いたため、音楽無しの現ラスト・シーンに変更されました。

イングリッド・バーグマンも主演候補の一人でした。

(評価:★5)

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