| ★3 | フロッグ・プリンス(2001/米) | 中世ヨーロッパの小国アンウィンの王子ジョン（ショーン・マグワイア）は政略結婚をすることになったが、相手国王の不興を買い家庭教師のロドニー（マーティン・ショート）ともども魔法で蛙に変身させられてしまう。それから500年、城の池でゲコゲコやっていた二匹はアメリカ人の悪戯小僧につかまり、ようやく逃げ出したところはニューヨークだ。気まぐれな女優のキスで人間の姿に戻った二人だが、一週間以内に真実の愛を見つけ結婚しなければ呪いは完全に解けないのだ。グリム童話をアレンジしたファンタジー。（ホールマーク □ 90分）
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| ★3 | マリア・デ・ラ・オ(1936/スペイン) | 20年ほど前のこと、若い画家がジプシー娘に恋をした。ところが余所者との結婚を快く思わないジプシーの若者に娘は殺されてしまう。画家は敵を討ったが仲間の報復を恐れ、生まれたばかりの赤ん坊マリアを知人に託して逃亡した。――そして今、フラメンコダンサー（パストーラ・インペリオ）に育てられたマリアは一座の花形ダンサーとして人気者になっている。彼女に想いをを寄せたが失恋した詩人が書いた「マリア・デ・ラ・オ」が流行歌としてヒットする。マリアはアメリカから来た有名画家を選んだのだったが...（■ 90分）
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| ★3 | 暗黒街の顔役 十一人のギャング(1963/日) | 浜松の某工場では給料日前日に現金が運び込まれ袋詰めが行われる。その額ざっと五億円。この強奪を企てた鶴田浩二と杉浦直樹は計画の全貌を知らせないまま仲間を集める。ドライバーとして杉浦がスカウトしたのは深夜トラック便の運転手高倉健。鶴田は舎弟の江原真二郎にガンマンを二人（待田京介と高英男）雇わせ、アイ・ジョージからベレッタと機関銃を仕入れる。準備資金1200万は遣り手の女性実業家木暮実千代（秘書兼愛人が丹波哲郎だ）が提供した。ところが高倉が熱を上げているバーのホステス三原葉子を通じて計画が地元のギャング安部徹の耳に入ってしまう。（東映 [[□]] 91分）
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| ★3 | ＦＢＩ 誘拐捜査(1995/米) | アーサー・マイロ（ダブニー・コールマン）の一味はガードマンを装って金持ちの屋敷に侵入し子供を誘拐する。通報を受けたFBIロサンゼルス支局の捜査官ハニカット（ティモシー・バスフィールド）は身代金受け渡し現場を押さえようとするが裏をかかれた。再び同様の誘拐事件が起こり、ハニカットは犯人を警察関係者ではないかと疑う。（92分）
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| ★3 | ジャンク・アップ・シティ(1992/米) | ニューヨークの制服巡査レイ（マリオ・ヴァン・ピーブルズ）がパトロール中に追い詰めた犯人に射殺された。パートナーのロバート（マイケル・ボートマン）はベテラン刑事ダン（ピーター・ボイル）と協力して麻薬組織を暴く。（92分）
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| ★3 | マック・テン(1994/米) | いっぱしの実業家を気どってはいるがジョニー・ムーア（ブレント・ジェニングス）の本業は強盗だ。目撃者を冷酷に殺す遣り口に捜査は難航する。LAPDの刑事トム・ウィリアムズ（マイケル・グロス）はムーアに狙いを絞るが、たれ込み屋も報復を恐れ口が堅い。それでもなんとか糸口を掴みかけたウィリアムズに対しムーアは暗殺指令を出す。ウィリアムズの妻にメアリ・ケイ・プレイス、友人の刑事にディーン・ストックウェル。実録TV映画 In the Line of Duty シリーズの一本。この事件によりMAC10などのSMG規制の声が上がった。（93分）
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| ★3 | 殺意の瞬間(1956/仏) | アンドレ・シャトラン（ギャバン）はパリ中央市場に店を構えるレストランのオーナー・シェフだ。大統領も贔屓にする評判の店で連日予約でいっぱい。ある日若い娘がアンドレをたずねてやってくる。別れた妻の娘カトリーヌ（ドロルム）で母親の死を伝えに来たのだ。気のいいアンドレは行くところがないという娘を家に置いてやり、息子同様に可愛がっている医学生のジェラール（ブラン）を紹介する。カトリーヌはアンドレにもジェラールにも気がある素振りを見せるのだがなんか秘密がありそうだ。／タイトルバックの主題歌を歌っているのはジェルメーヌ・モンテロで、ウエイトレス役で画面にも顔を見せる。（パテシネマほか ■ 114分） | [投票] |
| ★3 | エルストリー・コーリング(1930/英) | ブリティッシュ・インターナショナルが製作したイギリス初のミュージカル・レビュー。エルストリー・スタジオのスターたちによるミュージカル・ナンバーやボードビル・ショーとロンドンの劇場のレビューで構成され、劇場のシーンは彩色カラーである。さらに全体をテレビ中継しているという設定で、ゴードン・ハーカーがテレビ受像機と格闘するコメディースケッチが間をつなぐ。ヒッチコックはこの部分を担当した。 | [投票] |
| ★3 | ＦＢＩ 復讐の挽歌(1992/米) | 1979年ユタ州。モルモン教原理主義者のジョン・シンガーが保安官に発砲し射殺された。妻ヴィッキー（テス・ハーパー）はジョンは救世主としてよみがえると宣言。このニュースをテレビで見た学生アダム・スワップはシンガー家をたずね一家に迎えいれられた。それから7年、ヴィッキーの娘たちと結婚（多妻婚）したスワップは地域社会と対決姿勢をとりモルモン・センターを爆破。FBI捜査官（デニス・フランツ）は地元警察と協力し家にたてこもったアダムを逮捕しようとするが、大勢の子供がいるため人質事件として慎重に対応した。シカゴから専門家も派遣されるがアダムは説得に耳を貸さず、これがFBI史上もっとも長い人質事件となった。（95分） | [投票] |
| ★3 | ＦＢＩ 男たちの闘争(1988/米) | 1985年フロリダ。軍隊式の装備をした覆面の二人組が次々と銀行強盗を繰り返す。ビル（マイケル・グロス）とマイク（デイヴィッド・ソウル）は軍隊で知り合った仲で、表向き造園業などをやっているが金につまり強盗を始め次第に犯行は大胆になっていった。FBIは大々的捜査網を敷いたが手がかりはなかなかつかめない。年を越してようやく車のナンバーが割れ現行犯逮捕を目指したFBIだが、尾行中気付かれ街中で激しい銃撃戦となった。In the Line of Duty シリーズとしてFBIなど法執行機関員が立ち向かった危機を描く実録TV映画の第一作。（95分） [more] | [投票] |
| ★4 | 雨(1932/米) | ハワイから英領サモアへ向かう途中のパゴパゴ島。検疫のため足止めされた船客たちは島でただ一軒のホテルで待機することになった。なかの一人セイディ・トンプソン（クロフォード）は兵隊たちと陽気に騒いでいたが、前歴が娼婦だと知った宣教師デイヴィッドソン（ヒューストン）は彼女を悔い改めさせようとする。モームの短編小説を元にコルトンとランドルフが書いた舞台劇の二度目の映画化。当時売り出し中のクロフォードがMGMから貸し出される形で出演し、ニュアンスにとんだ役を意欲的に演じた。興行的には失敗だったというが、現在ではクラシック名画の一つに数えられている。（UA ■ 92分）
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| ★3 | テヘラン(1981/露＝仏＝スイス＝スペイン) | 1943年、テヘランでチャーチル、スターリン、ルーズヴェルトの三者会談が行われることを知ったナチ秘密情報部のシェルナーは暗殺計画を立て工作員マックスを送りこむが、ソ連工作員アンドレイに阻止される。そして1980年、彼らの運命は再びパリで交錯する。第二次大戦秘話的スパイスリラーにアンドレイのロマンスを絡ませた3時間超の70mm大作で、モスクワ国際映画祭金賞受賞作品。現代のパリでテロリストを追う刑事役としてアラン・ドロンが出演。日本では劇場公開されず大幅にカットしてドロンの主演作品のように見せかけたビデオが発売された。ロシア語原題“Тегеран-43”
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| ★2 | アフターショック ニューヨーク大地震(1999/米) | ニューヨークを直下型の大地震が襲ったという設定のパニック映画。予算をめぐって対立していた市長（チャールズ・S・ダットン）と消防本部長（トム・スケリット）を中心に様々なエピソードが描かれる。殺人容疑者とともに地下鉄に閉じ込められた市長の娘（リサ・ニコル・カーソン）、教会の地下室で助けを待つ市長の母（シシリー・タイソン）、瓦礫の街で父を探すバレリーナ（ジェニファー・ガーナー）、崩壊したビルに取り残された息子を救おうとする母親（シャロン・ローレンス）などなど。エリカ・エレニアックはヘリから中継するリポーター役。94分、137分のテレビ放映版のほかDVD（170分）があるがオリジナルはミニシリーズで240分。
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| ★4 | 愛と復讐の騎士(1997/仏＝伊＝独) | ルイ14世時代のフランス。ラガルデール（オートゥイユ）は名剣士の誉れ高いヌヴェール公爵（ペレーズ）に決闘を挑むが惨敗。しかしなぜか気に入られ、花嫁を迎えに行く旅に同行することになった。公爵唯一の血縁である従兄弟のゴンザグ（ルキーニ）は婚礼の宴を襲ってヌヴェールを殺させ花嫁を連れ去った。遺児オーロールを託され脱出したラガルデールにも追手が迫るが、谷底に落ちて死んだと思わせた。―それから16年、美しく成長したオーロール（ジラン）とともにパリに帰ってきたラガルデールは変装してゴンザグに近づき復讐の機会を狙う。19世紀フランスの人気大衆作家フェヴァルの代表作 "Le Bossu"（せむし）7度目の映画化。（□ 124分） | [投票] |
| ★3 | ベスト・フレンズ(1981/米) | リズ（ビセット）とメリー（バーゲン）は女子大のルームメイトだった。リズは女流作家として二十代で華々しく文壇デビューしたが、新作が行詰まってスランプに陥っている。結婚して平凡な日々を送っていたメリーは、リズにあこがれ小説を書きはじめる。リズとは違い通俗小説だが、次々とベストセラーを産み出す流行作家になってしまう。――二人の女性の二十年にわたる友情を描いた物語で、『旧友』(1943) のリメイク。主演のジャクリーン・ビセット自らが製作にあたり、女性映画の第一人者ジョージ・キューカーの演出をあおいだ。キューカーの遺作、メグ・ライアンの映画デビュー作。（Jaquet=MGM □ 117分）
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| ★3 | 青髭(1962/仏＝伊) | 第一次大戦中のフランス。中古家具商のランドリューは四人の子持ちの風采の上がらない中年男だ。家族は知らなかったが実は希代の結婚詐欺師で、交際相手募集の新聞広告に応じてきた女性の経済状態を詳しく調べては、別荘に誘って殺し、財産を奪っていた。被害者の妹が警察に行方不明の届けを出したため犯行は発覚するが、その時にはすでに十人以上が犠牲となっていた。彼は裁判で、自分は殺人マニアではなく正当な経済活動を行っただけだと主張する。『チャップリンの殺人狂時代』のモデルともなったアンリ・デジレ・ランドリューを描いた実録犯罪コメディ。劇場未公開。（□ 108分）
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| ★2 | 青ひげ(1972/米) | 第一次大戦後のオーストリアらしき某国。アメリカ人歌手アン（ヘザートン）は空の英雄バロン・フォン・ゼッパー（バートン）に見染められ結婚するが、彼はあれこれ理由をつけては初夜を先延ばしにする。ある日、人里離れた男爵の居城でひとり留守番することになったアンは、けして入ってはならないといわれた部屋に入ってしまうのだが、そこで彼女が見たものは？ ペローの童話で知られる青髭伝説をサイコスリラー風にアレンジした作品。（□ 123分）
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| ★4 | 悪党(1969/仏＝伊) | フランスの片田舎にある小さなお城。持ち主の貴族一家は破産寸前で雨漏りの修繕もままならない。城をホテルにしてしのいではいるが、たった一人の滞在客も出て行くことになった。女家長マドレーヌ・ルノーは、孫娘のマルト・ケラーに気のある自動車整備工に命じて、通りかかった観光客の車を故障させホテルに泊まるよう仕向けさせる。そこに現れたのがパリで銀行強盗をして逃走中のイヴ・モンタン一味。そうそうに高飛びしたいところだが捜査網がしかれてホテルを出るに出られない。モンタンの大事に抱える鞄を見てピンと来たルノーは一計を案ずる。劇場未公開。（□ 90分）
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| ★0 | ポギーとベス(1959/米) | ‘サマータイム’などで有名な、ガーシュインのフォーク・オペラ「ポーギーとベス」（1935年初演）の映画化。当初、ステージ版の監督を務めたルーベン・マムーリアンの演出で撮影開始されたが、ゴールドウィンの気に入らず、プレミンジャーが引き継いだ。作品は好評をもって迎えられたが、ガーシュインの遺族はハリウッド式の仕上がりに不満で、60年代の中頃にプリントを回収してしまった。現在アメリカで見ることができるのは議会図書館に収蔵されている物だけだそうである。果たして解禁される日は来るのだろうか？
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| ★0 | Ｉ，Ｄｏｌｌ〈アイ・ドール〉(1996/米) | バービー人形についてのドキュメンタリ。（Video □ 57分） | [投票] |
