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さんのあらすじ: 点数順

★5不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)妻に頼まれマカロニを買いに街へ出た建築技師のウラジミール(スタニスラフ・リュブシン)と、教授にバイオリンを届けに来た学生ゲデバン(レバン・ガブリアゼ)は、街角で異星人と出会う。彼が取り出した星間移動装置をいじっていると、二人は突然、見知らぬ惑星の砂漠のど真ん中に放り出され、そこで異星人の奇妙な習慣や言葉に戸惑いながらも、地球へ帰るためにあらゆる手を尽くす…。[投票(3)]
★5ひかりのまち(1999/英)カフェで働くナディア(ジーナ・マッキー)は、孤独を埋める為に伝言ダイヤルで恋人を探している。姉のデビー(シャーリー・ヘンダーソン)は夫ダン(イアン・ハート)と離婚し、9歳の息子を育てながら美容師として働いている。妹のモリー(モリー・パーカー)は元教師で、今はエディ(ジョン・シム)と結婚し、妊娠している。弟のダレン(エンゾ・シレンティ)は家出しており、そのことで両親の中は険悪になっている。ナディア、デビー、モリーの三姉妹を中心に、彼女たちの日常を描く。[投票(2)]
★5EUREKA(2000/日)九州の地方都市でバスの運転手をしている沢井真(役所広司)は、バスジャック事件の現場に居合わせる。この事件で生き残った沢井と、田村直樹(宮崎将)・梢(宮崎あおい)の兄弟は、この事件とその後の周囲の変化によって心に深い傷を受ける。事件から二年後、家庭が崩壊し、二人で生活をしている直樹と梢のもとに沢井が加わり、さらに直樹らの従兄弟の秋彦(斉藤陽一郎)もやってきて、四人での生活が始まる。ちょうどそのころ、彼らの周囲で連続殺人事件が起こり、沢井にも疑いの目が向けられるが…。[投票(1)]
★5精神〈こころ〉の声(1995/露)ソクーロフが、アフガニスタンとの国境紛争の続くタジキスタンの戦地に赴き、兵士達の生活を追ったドキュメンタリー。全5話からなり328分に及ぶ長篇。ロシアの風景をfixで延々と捉え続ける第一話以外は、兵士達の日常を淡々と写し出している。[投票]
★5青い春(2001/日)高校二年の最後の日、九条(松田龍平)とその親友の青木(新井浩文)、優秀な両親を持つ雪男(高岡蒼佑)、野球部の木村(大柴祐介)は、次の番を決めるために、伝統の“ベランダゲーム”を始める。その結果、九条が次の番に決まる。そして、3年になるが、学校を仕切ることに興味を示さない九条に対して、青木が苛立ちを募らせる。一方で、木村は甲子園の夢が破れ、雪男は将来に対して言いようのない不安に駆られる。こうして、いつもつるんでいた彼らが、離ればなれに、それぞれの道を進んでいくことになる。[投票]
★5シテール島への船出(1983/ギリシャ)映画監督のアレクサンドロス(ジュリオ・ブロージ)は、老人役のオーディションの途中、ある老人に目を奪われる。その老人の後をつけて港へ行くと、ロシアからの船から、32年前に国外追放された元反政府活動家の父スピロ(マノス・カトラキス)が現れる。故郷のギリシャに帰ってきたスピロだが、変わりつつある故郷に対し、過去の郷愁を求め、周囲との確執を生んでゆく。そんな彼に、妻のカテリーナ(ドーラ・バラナキ)はあくまでもやさしく、一方、彼らの子供たちは戸惑うのだった。[投票]
★5アスパラガス(1979/米)アスパラガスのウンチをする女性。彼女は仮面を着け、かばんを手に劇場へと向かう。舞台の裏手に回ると、かばんの中から不思議な光や生き物を舞台へと放つ。それを見て熱狂する観客。そして、彼女は劇場を後にする。アメリカのアニメーション作家スーザン・ピットの代表作で、彼女特有のカラフルで奇妙な独特の世界が描かれる。[投票]
★5クラークス(1994/米)休日の早朝、主人公のダンテ(ブライアン・オハローラン)はバイト先のコンビニの店長から電話で「昼まででいいから店に出てくれ」と頼まれ、渋々出勤する。しかし、その後、隣のビデオ屋で働く親友ランデル(ジェフ・アンダーソン)、現在の恋人ヴェロニカ(マリリン・ギグリオッティ)、昔の恋人ケイトリン(リサ・スプーノア)、そして奇妙な客らが様々なトラブルを運んでくるのだった。[投票]
★5ジャバウォッキー(1971/チェコスロバキア)ある子供部屋。そこで、人形やジャックナイフ、セーラー服などが踊りだす。シークェンスごとに積み木が積まれ、そこに現れる迷路を一本のラインが出口に向かって進むが、行き止まりになると、黒猫が現れ積み木を崩す。[投票]
★5最後の盗み(1987/チェコスロバキア)ある寂れた屋敷に盗みに入った泥棒。蜘蛛の巣がかかった屋敷内を物色していると、ある家族がいつの間にかいることに気づく。その家族は泥棒に対して親切に振舞うが…。モノクロのフィルムに直接彩色した美しい作品。[投票]
★5見捨てられたクラブ(1989/チェコスロバキア)ある建物の一室。そこではマネキンたちがまるで人間の家族のような生活を、毎日繰り返し、送っている。しかし、ある日、新しいマネキンたちがその部屋に運び込まれる。そして…。[投票]
★5メトロポリス(1927/独)地上では支配者階級が科学技術の恩恵を受けている一方、その社会は、地下に作られた巨大工場での労働者たちによる重労働によって支えられていた。地上の支配者ジョン・フレダーセン(アルフレッド・アベル)の息子フレダー(グスタフ・フレーリッヒ)も、地上の享楽を当然のように楽しんでいた。しかし、ある日、目の前に突然現れた女性の一言から、その生活に疑問を感じ始める。その女性は、地下の初期キリスト教教会で労働者に対して世界の矛盾を説き、重労働からの平和的開放を求めているマリア(ブリギッテ・ヘルム)だった。しかし、彼女の存在と思想を知ったフレダーセンは科学者のロトワング(ルドルフ・クライン・ロッゲ)と結託し、彼女を利用した労働者の弾圧を計画する。[投票]
★4天才マックスの世界(1998/米)名門私立校ラッシュモアに通うマックス(ジェイソン・シュワルツマン)。多くの課外活動にカタッパシから参加しているが、そのせいかどうか、成績の方は芳しくなく、放校ギリギリ。それまで女性とは無縁だったマックスだが、ある日、同じ学校のクロス先生(オリビア・ウィリアムズ)に一目惚れしてしまう。ところが、マックスの友人である鉄鋼会社社長のブルーム(ビル・マーレイ)までもがクロス先生に惚れてしまい、ふたりで奪い合いが始る。[投票(2)]
★4パリ、ジュテーム(2006/仏=独=リヒテンシュタイン=スイス)1965年にゴダールやロメールといったヌーヴェル・ヴァーグの監督たちを迎え、パリを舞台として制作されたオムニバス『パリところどころ』の続編とも呼べる作品。今回は、パリ20区のうち18区を舞台として、世界各国の気鋭の監督たちと豪華な俳優陣によっる各5分の小篇から構成されている。(120分/カラー/アメリカンヴィスタ) [more][投票(1)]
★4ドッグヴィル(2003/デンマーク=スウェーデン=仏=ノルウェー=オランダ=フィンランド=独=伊=日=米)この物語はプロローグと9つの章からなる。舞台はロッキー山脈の山奥。かつては炭坑があったその村は既に寂れ、外界から孤立していた。住人のひとりで、元医者の父を持つトム(ポール・ベタニー)は、哲学者気取りの作家志望であり、閉鎖的な村人たちを啓蒙しようとしていた。しかし、村人たちは彼の話を聞きはするものの、意にも留めない。村人たちを目覚めさせるためには、実例が必要だと考え始めたとき、ひとりの美しい逃亡者グレース(ニコール・キッドマン)が村に現れる。トムの提案に従い、村人たちが彼女を匿う代わりに、彼女は村人のために働くという約束が交わされるのだが…。(177min.)[投票(1)]
★4孤独な声(1978/露)国内戦後、貧困・疾病・飢餓に苦しむソ連の農村。そこに帰ってきた青年ニキータは、両親を無くした幼なじみのリューバと再会する。ソクーロフが1978年、アンドレイ・ブラトーノフの「ポトゥダー二河」と「職人の誕生」を原作に、全ソ国立映画大学の卒業制作として作られた。しかし、大学側は、この作品を長すぎるとし、卒業制作として認めなかった。また、タルコフスキーが中心になって一般公開のために手を尽くしたが実現せず、ペレストロイカ後に公開となった。なお、作品の最後にはタルコフスキーに対して献辞が送られている。[投票(1)]
★4青いパパイヤの香り(1993/仏=ベトナム)1951年、田舎からサイゴンに使用人としてやってきた10歳の少女・ムイ(ルー・マン・サン)。使用人として働く家の夫婦は、3人の息子のほかに、一人娘がいたが、幼くして亡くなったため、妻はムイをわが娘のように可愛がる。一方ムイは、長男の友人・クェンに恋心を寄せるようになる…。[投票(1)]
★4お姫様と怪人(1977/露)心優しいお姫様が森をさまよっているうちに怪人の住処に落ちてしまって…。という話と、それが意地悪なお姫様だった場合と。[投票]
★4ルーム666(1982/仏=独)カンヌ映画祭に来た、錚々たる映画関係者に対して、ヴェンダースが「映画の未来について」という問いに対する答えを語らせるドキュメンタリー。(45分)[投票]
★4田園詩(1975/グルジア)グルジアの農村に、都会から四重奏団の若者たちが、新曲の練習のためにやってくる。彼らを中心に、村人たちの生活をドキュメンタリーのように自然な映像で綴る…。グルジアの映画作家オタール・イオセリアー二の代表作。[投票]