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[あらすじ] パリ、ジュテーム(2006/仏=独=リヒテンシュタイン=スイス)

1965年にゴダールやロメールといったヌーヴェル・ヴァーグの監督たちを迎え、パリを舞台として制作されたオムニバス『パリところどころ』の続編とも呼べる作品。今回は、パリ20区のうち18区を舞台として、世界各国の気鋭の監督たちと豪華な俳優陣によっる各5分の小篇から構成されている。(120分/カラー/アメリカンヴィスタ)

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







第一話:18区「モンマルトル〔Mont Martre〕」(監督ブリュノ・ポダリデス)  モンマルトルで駐車スペースを探し、やっとのことで停めた車の横で、突如、ひとりの女性が倒れる。男はその女性を後部座席で休ませることになるが…。

第二話:5区「セーヌ河岸〔Quais de Seine〕」(監督グリンダ・チャーダ)  悪友と共にセーヌ河岸でナンパをしていた青年フランソワの前で、アラブ系の女性が転んでしまう。彼は彼女を助け起こし、彼女の美しい髪を見て、なぜヘジャブでその髪を隠すのかを聞いてしまう。その問いに対して真剣に応える彼女に見せられたフランソワは、モスクに向かった彼女の後を追う…。

第三話:4区「マレ地区〔Le Marais〕」(監督ガス・ヴァン・サント)  印刷所にやってきたアート・ディーラーとその通訳の青年ガスパール(ギャスパー・ウリエル)。ガスパールは印刷所で働いている青年エリ(イライアス・マッコネル)に運命を感じ、必死に口説くのだが…。

第四話:1区「チュイルリー〔Tuileries〕」(監督コーエン兄弟)  地下鉄チュイルリー駅で電車を待つアメリカ人観光客(スティーヴ・ブシェミ)。観光ガイドに「目を合わせるな」という注意書きを見つけた次の瞬間、向かいのホームにいるカップルと目が合ってしまう…。

第五話:16区「16区から遠く離れて〔Loin de 16e〕」(監督ウォルター・サレスダニエラ・トマス)  移民のアナは、自信の幼い子供を託児所に預け、高級住宅街の16区まで電車を乗り継いで、そこでベビーシッターとして働く。

第六話:13区「ショワジー門〔Porte de Choisy〕」(監督クリストファー・ドイル)  シャンプーのセールスマン「ミスター・アイニー」は、中華街として有名な13区にあるマダム・リーの店に派遣される。最初は手荒い歓迎を受けるが、徐々にその腕前が認められていく…。

第七話:12区「バスティーユ〔Bastille〕」(監督イサベル・コイシェ)  男(セルジオ・カステリット)は、同じ服を何着も持ち、同じ料理を同じ鼻歌と共に作り、外出するときはいつも赤いトレンチを着ている妻(ミランダ・リチャードソン)の特異性にうんざりし、彼女と別れて情熱的な客室乗務員の愛人(レオノール・ワトリング)のもとへと去ろうと決意したのだが、待ち合わせのカフェにやってきた妻は突然涙を流し始める…。

第八話:2区「ヴィクトワール広場〔Place des Victoires〕」(監督諏訪敦彦)  幼い息子ジュスタンを亡くしたスザンヌ(ジュリエット・ビノシュ)は、ある夜ジュスタンの声を聞き、外へ出てみると、そこには馬に乗ったカウボーイ(ウィレム・デフォー)が。彼はスザンヌに「私についてくる勇気があるか?」と問う。

第九話:7区「エッフェル塔〔Tour Eiffel〕」(監督シルヴァン・ショメ)  孤独なパントマイム・アーティストは、パントマイムをしながら街を彷徨い、そして運命の女性に出会う…。

第十話:17区「モンソー公園〔Parc Monceau〕」(監督アルフォンソ・キュアロン)  モンソー公園近くの通りを歩く初老の男性ヴィンセント(ニック・ノルティ)と若い女性クレア(リュディヴィーヌ・サニエ)。クレアはギャスパールという男が自分の人生を拘束するのではという不安をヴィンセントに訴える。そして、その通りの先にはギャスパールが待っているのだが…。

第十一話:20区「ペール・ラシェーズ墓地〔Perelachaise〕」(監督ウェス・クレイヴン)  結婚を前にしたフランシス(エミリー・モーティマー)とウィリアム(ルーファス・シーウェル)は、オスカー・ワイルドの眠るペール・ラシェーズ墓地を訪れる。フランシスは敬愛するワイルドの墓碑にキスをするが、ウィリアムはそれを不潔だと言い、喧嘩となってしまう。取り残されたウィリアムの前にワイルドの亡霊(アレクサンダー・ペイン)が現れ…。

第十二話:3区「デ・ザンファン・ルージュ地区〔Quartier des Enfants〕」(監督オリヴィエ・アサヤス)  映画の撮影でパリに来ている女優リズ(マギー・ギレンホール)は、ドラッグを買った相手のケンと電話番号を交換し、撮影の見学に来ると約束するが…。

第十三話:19区「お祭り広場〔Palace des Fetes〕」(監督オリヴァー・シュミッツ)  広場の中央で倒れているハッサン、彼を手当てするソフィ。ハッサンはそのような状況にもかかわらず、ソフィを口説き始める。というのも、ハッサンは以前にソフィと出会っていたのだった…。

第十四話:9区「ピガール〔Pigalle〕」(監督リチャード・ラグラヴェネーズ)  歓楽街ピガール。或るバーでボブ(ボブ・ホスキンス)はひとりの女性(ファニー・アルダン)と出会う。その女性は覗き部屋に入ったボブのところにやってくるのだが…。

第十五話:8区「マドレーヌ界隈〔Quartier de la Madeleine〕」(監督ヴィンチェンゾ・ナタリ)  深夜、或る青年(イライジャ・ウッド)が偶然にも、美しい吸血鬼が人を襲ったばかりの現場に出くわせる。吸血鬼は青年にも襲いかかるが…。

第十六話:10区「フォブール・サン・ドニ〔Faubourg Saint-Denis〕」(監督トム・ティクヴァ)  盲目の青年トマのところに、突如、恋人フランシーヌ(ナタリー・ポートマン)から別れを告げる電話が入る。トマの脳裏には、フランシーヌとの出会いから今までの思い出が走馬燈のように蘇る…。

第十七話:6区「カルチェラタン〔Quartier Latin〕」(監督フレデリック・オービュルタンジェラール・ドパルデュー)  パリのあるカフェで待ち合わせたジーナ(ジーナ・ローランズ)とベン(ベン・ギャザラ)。ふたりは離婚調停中で、ジーナは若いサイクリストと付き合っており、ベンは妊娠中の30才の恋人と結婚を考えている…。

第十八話:14区「14区〔14e Arrond Issement〕」(監督アレクサンダー・ペイン)  デンヴァーで郵便配達をするキャロル(マーゴ・マーティンデイル)は念願のパリ旅行にやってきた。団体旅行ではなく、個人での旅行でパリを満喫する彼女だが…。

(評価:★4)

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