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[あらすじ] 永遠と一日(1998/仏=伊=ギリシャ)

詩人は不治の病に冒され、余命幾ばくもない。身辺整理を済ませ、メイドにも暇を出し、自分は旅に出ると娘に嘘をついて入院することにする。ところが、娘から大切な思い出の残る「海辺の家」を売りに出したことを告げられ、愕然とする詩人。その瞬間から、妻や生まれたばかりの娘、親戚たちと過ごした「ある夏の日の一日」を強く思い出し始める。一方、街で車の窓拭きをするアルバニア難民のストリートチルドレンの少年と知り合うが、ふとしたことから、少年が「人身売買市場」に売りに出される事を知る。思わず助けようとする詩人。少年との出会いは、過去と現在を行き来し、自分の芸術、思索を振り返る旅でもあった。
ボイス母

自分にとっての「全くの今」であるこの瞬間が、美しい思い出として永遠に輝き続ける、そんな瞬間になることも知らずに、私たちは生きているのだ。

(評価:★4)

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