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[あらすじ] モンティ・パイソン 人生狂想曲(1983/英)

若い連中にこき使われてばかりの年老いた会計士達が、ある日反旗を翻した。彼等の会社「クリムゾン」は、世界の金融界に海賊よろしく殴り込んでいく!(「老人は荒野を目指す」)……という短編映画の後、本編がスタート。水槽の中の魚達が、料理として出された仲間を見て呟いた。「人生って何だろうねえ……。」カトリックを下品に称えるミュージカル、実践ありの性教育、デブ親父・クレオソート氏の汚い悲劇等のオムニバスコントを交え、人生とは何なのかを問いかけるコメディー。83年度カンヌ映画祭審査員特別賞受賞作。
荒馬大介

 79年の『ライフ・オブ・ブライアン』公開後、パイソンズの6人の面々には再度映画を作ろうという考えがあった。だがその構想がまとまらず、結局1年以上経っても脚本は完成しないというどん詰まり状態に陥ってしまう。80年に実施したハリウッドボウルでの舞台公演は、この息抜きという意味合いがあったとか(発案者はジョン・クリース)を成功させた彼等が、「人生の意味」というコンセプトで話をまとめ、4年越しにようやく完成させた。

 なお本作が、パイソンズが6人揃って製作した最後の作品となっている。

(評価:★4)

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