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[あらすじ] ウルトラマン(1979/日)

1966年7月から放映され平均視聴率が35パーセントに達し、怪獣ブームの牽引役となった特撮ヒーロー番組「ウルトラマン」。全39エピソードの中で、独特の映像表現等で特に人気の高い実相寺昭雄監督作品を再編集した劇場版。「恐怖の宇宙線」「地上破壊工作」「故郷は地球」「空の贈り物」「怪獣墓場」を収録。各エピソードの詳しいあらすじはこちらで→
荒馬大介

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「恐怖の宇宙線」:怪獣好きの少年ムシバが描いた下手くそな絵の怪獣・ガバドンが、突如本物の怪獣となって現われた。2次元を3次元化する特殊な宇宙線が、絵を実体化させたのだ。これを危惧する科特隊だが、子供達はそんなこともつゆ知らず、ガバドンをもっとカッコイイ怪獣にしようとする。しかしその期待とは裏腹に、肝心のガバドンは寝てばかり……。

「地上破壊工作」:ハヤタがパリ本部のアンヌ隊員と共にヨーロッパへ出張したその日、東京は謎の電波妨害に見舞われる。その発信源は何と科特隊本部。何者かが発信装置を仕掛けていたのだ。しかもパリにいるはずのハヤタは音信不通で、どこにいるのかも分からない。科特隊の気付かぬ間に、ある意外な者達が地球を、いや地上を狙っていたのだ。

「故郷は地球」:国際平和会議を妨害していたのは、「見えないロケット」を操る宇宙からの来訪者であった。イデの発明品によりそのロケットは暴かれるが、来訪者を見たパリ本部・アラン隊員は愕然として呟く。「ジャミラ……」。宇宙開発競争の中で隠された衝撃の事実を知り、イデはジャミラと戦いたくないと訴えるが……。

「空の贈り物」:東京・晴海に巨大隕石が落下。現われたのは、何と体重20万トンにも及ぶメガトン怪獣・スカイドンであった。その身体にミサイルは通じず、登場したウルトラマンでも手こずってしまいどうにもならない。科特隊はスカイドンを宇宙に葬るべく、あの手この手の作戦を実行に移す。しかしその重さゆえ、そう簡単にことが運ぶはずがなかった。

「怪獣墓場」:宇宙パトロール中、アラシとイデは「怪獣墓場」に遭遇する。科特隊は、今まで倒してきた怪獣を葬ってやろうと「怪獣供養」の実施を決定。その最中またも怪獣が現われるが、その怪獣は必死に宇宙へ帰ろうとしていた。怪獣墓場を漂っていた亡霊怪獣・シーボーズが、誤って地球へ落下してしまったのだ。不憫に思った科特隊は、シーボーズを再び怪獣墓場へ帰そうとする。

(評価:★3)

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このあらすじを気に入った人達 (3 人)トシ Ribot tkcrows

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