[POV: a Point of View]
ウディ・アレンも選んだ、それぞれの「映画史上最高の10本」whatta foolish question, buddy!
「映画史上最高の10本は何か?」―この究極のテーマに答えるべく、1952年に「Cinematheque Belgique誌」が世界中の100人の映画監督にこの質問をぶつけてみた。すると、ルイス・ブニュエルをはじめオーソン・ウェルズまで9ヶ国から63人からの回答があった。(A)はそのベスト20●同じ質問をイギリスの「Sight&Sound誌」が批評家と監督に送りはじめた。(B)は1992年度批評家が選んだベスト20●(C)はウディ・アレン選出ベスト10●D:(A)(B)(C)重複●E:(A)(B)●F(
A)(C)●G:(B)(C)■未登録作品→A:キング・ヴィダー監督『ハレルヤ!』(29)/G・W・パブスト監督『三文オペラ』(31)/エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督『愚かなる妻』(21)
A | 天井桟敷の人々(1945/仏) | |||
A | グリード(1925/米) | |||
A | 街の灯(1931/米) | |||
A | 黄金時代(1930/仏) | |||
A | 散り行く花(1919/米) | ほとんどまばたきしない眸が、涙とともにこぼれおちそうなリリアン・ギッシュ。あの満ちすぎた月のような空ろな目は、いつの日か鯨を見る。 [review] | 投票(8) | |
A | イントレランス(1916/米) | |||
A | チャップリンの 黄金狂時代(1925/米) | コレ、いかりや長助や志村けんは繰り返し観たんだろうな。ドリフ世代としては「そのネタ、もう見ちゃったよー!」 | 投票(1) | |
A | アラン(1934/英) | |||
A | ル・ミリオン(1931/仏) | |||
A | 國民の創生(1915/米) | |||
A | 肉体の悪魔(1947/仏) | |||
A | アジアの嵐(1929/露) | |||
B | 東京物語(1953/日) | 【和】:わ、かス、なごム、にき、にこ、のどカ、やわらカ ―人間と人生、ことばと関係、文化と風習、世間と社会、親と子、そして生と死、そういう凡そ凡てのものの「輪廻」が、この作品にはある。 [review] | 投票(4) | |
B | 2001年宇宙の旅(1968/米=英) | サイマフの解釈:タイムワープ、そして、1955年7月7日七夕、→ [review] | 投票(9) | |
B | 雨に唄えば(1952/米) | |||
B | ゲームの規則(1939/仏) | 初手、名手、妙手、好手、俗手、迷手、愚手、悪手、鬼手、嵌手、新手、秘手、軽手、鋭手、奇手、強手、緩手、勝負手、友達をなくす手、勝手、…そして禁じ手。 [review] | 投票(7) | |
B | アタラント号(1934/仏) | カットされていたと思しきセリフのないシーンが実に詩的で美しく、思わず身を乗り出してしまう。子どもの頃の迷子になった時のキュンとした気持ちを思い出した。 [review] | 投票(1) | |
B | 市民ケーン(1941/米) | 我が家の物置の片隅で、牙むき佇む、埃まみれの北○道の熊の木彫りを思い出した。 [review] | 投票(3) | |
B | めまい(1958/米) | 今は亡き淀川長治先生の『日曜洋画劇場』でヒッチコック特集をやってて、全四作品中、唯一これだけ途中で寝たのを覚えている。その子どもならではの直感を信じて。 [review] | 投票(3) | |
B | サンライズ(1927/米) | 「映画史に燦然と輝く名作」とは思うが、悲しい哉、後光が眩しすぎて…、僕の感受性や美意識とはフィットしない。ヴィスコンティも苦手だモン。 | 投票 |
このPOVを気に入った人達 (15 人) | 緑雨 ina Santa Monica マッツァ なつめ 巴 ナッシュ13 Kavalier ころ阿弥 隼 くたー たかやまひろふみ 若尾好き ドド ペペロンチーノ |