[POV: a Point of View]
甘酸っぱい恋がきらめいて
恋のときめきや切なさが心に染みる作品に焦点をあわせました。初々しい恋、不器用な恋、いじらしい恋など「青春の輝き」が強く感じられるもの、見ているこちらまで、甘酸っぱい気持ちになれて、忘れかけていた純粋な気持ちを思い出させてくれる作品を取り上げてみました。
C | ギルバート・グレイプ(1993/米) | 監督の優しい眼差しで登場人物を見つめる姿勢が静かな感動を湧きあがらせる。淡々として特に大事件が起きるわけではないが、画面からひとときたりとも目を離すことができなかった。 | 投票(10) | |
C | シャンヌのパリ、そしてアメリカ(1998/英) | 登場人物の心理にもっと踏み込んでほしかった。それぞれの人物像が中途半端なため、軸となる人物がいなくて、感情移入し切れなかった。コクのないコーヒーを飲まされた気分。ただ、さわやかな美しさが広がるリーリー・ソビエスキーが魅力的だったので許します。青春特有の恋とも友情ともどっちつかずの不安定な関係は、淡くはかなく、それでいて胸が締め付けられた。 | 投票 |
このPOVを気に入った人達 (4 人) | mimiうさぎ イライザー7 makoto7774 IN4MATION |