[POV: a Point of View]
老いThe Aging
フィルムが描き出す老年の姿。A:老いてなお盛ん。B:枯れて悲しき人生の終着駅。C:亀の甲より年の功。
A | コクーン(1985/米) | いかに生き、いかに老いるか [Video] [review] | 投票(6) | |
A | 推手(1991/台湾) | 国際結婚のカップルを数組知っている私は、息子が父親と妻との間で板挟みになるシーンに「あの人たちにもこんな苦労があるのだな」と思いを馳せずにはいられなかった。[Video] | 投票 | |
A | ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999/独=米=仏=キューバ) | ハバナの高い波にもまれて生きてきたミュージシャンたち。彼らの演奏にはその人生が凝縮されている。そして、ステージ上でソロを振られている間は、誰でもが主人公になれるのだ。[Video] | 投票 | |
A | ウェイクアップ!ネッド(1998/英) | はっきり言おう。天国のネッドはこんな結末など望んでいないはずだ。[Video] [review] | 投票(5) | |
B | ドライビング Miss デイジー(1989/米) | モーガン・フリーマンでしょう。 | 投票 | |
B | 恍惚の人(1973/日) | 有吉佐和子という人は問題作を連発する人だが、これもある意味で社会を変えた作品のような気がしてならない。[フィルムセンター] [review] | 投票(2) | |
B | ノーバディーズ・フール(1994/米) | 小品ではあるが、味わい深い映画。歳をとってからまた観るといいかも知れない。 | 投票(1) | |
B | にっぽんのお婆あちゃん(1962/日) | 名優たちがコミカルに演じてみせる老年。 [review] | 投票 | |
B | 午後の遺言状(1995/日) | 雑な演出も、散漫なテーマも、めちゃくちゃな脚本も、乙羽信子の病気のために製作を急いだからだと、せめて好意的に解釈したい。 [review] | 投票 | |
C | 大誘拐 Rainbow Kids(1991/日) | 単なるチンピラ3人組の話から壮大に物語のスケールをふくらませてしまう岡本喜八の力量。そして、ここでも戦争への恨み節。[Video] | 投票(1) | |
C | 忘れられぬ人々(2000/日) | 死地をくぐり抜けてきた人々は、本当に重要なものが何かを知っている。[テアトル新宿] [review] | 投票 | |
C | ローサのぬくもり(1999/スペイン) | 人生の舞台から去り行くものの、新しく生まれくるものへの愛。[シネ・ラ・セット] | 投票 | |
C | まあだだよ(1993/日) | 百間先生という人物は、実は黒澤監督自身の投影だったのかも知れない。[Video] [review] | 投票(3) | |
C | 夏の庭 The Friends(1994/日) | 最初は子役3人のセリフ棒読みが気になったが、老人と打ち解けて家が綺麗になっていくくだりからテンポよく見せる。ただ淡島千景の使い方がちょっと中途半端なせいか、どことなく物足りなさが残る。[Video] | 投票 |
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