[POV: a Point of View]
もっと多くの人に観てほしい、ちょっといい映画。なぜかアジア映画(邦画含)が多くなりました。
2003/5/23現在、個人的に非常に好きな映画で、採点人数が100人を超えていない映画をピックアップしてみました。もっと沢山の人に観てもらえたらいいな、と思えるような映画です。興味があったら是非ご覧になってみて下さい。A:邦画、B:アジア以外の洋画、C:アジア映画…に区分してみました。
B | ムッソリーニとお茶を(1999/伊) | 「あなたにも同じ創造の魂が宿っているのよ」 [review] | 投票(3) | |
B | 約束 ラ・プロミッセ(2000/仏) | 理想でも夢物語でもない現実。現実。現実。そこから目を逸らさずまっすぐ見据える。だから涙は出ない。心のひだは震えるけれど。 | 投票(1) | |
B | 他人のそら似(1994/仏) | 人間の一番の敵っていうのはやっぱり自分自身であって、それが勝手に一人歩きしてしまう事の恐ろしさ。「自分」に飲まれ、自分が何物なのかも分からなくなる。そういう事は人生で一度は必ずある事のように思う。それを(笑えない)コメディーに仕立て上げるミシェル・ブラン、素敵。「達観」そういう言葉が似合う映画。 | 投票(1) | |
B | 夏休みのレモネード(2002/米) | |||
B | ザ・ロイヤル・テネンバウムズ(2001/米) | ぐっときて涙がこぼれそうになると画面が唐突に切り替わり、泣かせてくれない。おかしくて笑顔になった途端、何かがぐっと胸にくる。その突き放し方、距離感が私にはたまらなく心地よく、温かく感じた。 [review] | 投票(7) | |
B | ロシュフォールの恋人たち(1967/仏) | 嗚呼!単なるオサレ映画かと思って軽い気持ちで観たのがいけなかったのかしら?ものすごい勢いで胸キュンに陥ってしまったんですが…。一見、中身空っぽに見えてしまいがちなセンスだけにこだわる「見た目」重視映画に思わせておいて(って私が勝手に思っていただけだけど)、実は乙女の胸を微妙に締め付ける詩的でスリリングな素敵映画でした。心憎いラストには久しぶりにラヴな躍動感を体内に感じたわ! | 投票(1) | |
B | オリーブの林をぬけて(1994/イラン) | オリーブの林を横切り、駆け抜ける点と点。それだけを観るためにそれ以前の緩慢な映像があったのなら、それも良いなと思った。まるで雨上がりの虹のようだ。 | 投票(5) | |
B | 太陽は、ぼくの瞳(1999/イラン) | 何かを掴もうと必死に見えるその少年の手には、私たちには決して掴む事の出来ない「何か」が握られている。 [review] | 投票(1) | |
B | 愛してる、愛してない…(2002/仏) | 『アメリ』の後のオドレイ・トトゥはきっと大変だろうなと思った私を、監督とトトゥがニヤっと嘲笑ったような気がする。 [review] | 投票(1) | |
B | キス★キス★バン★バン(2000/英) | |||
B | ゴッホ 謎の生涯(1990/英=仏=オランダ) | まるでドキュメンタリーを見ているような錯覚に陥るほど、ティムロスがゴッホを熱演している。その熱演ぶりが観る側にまで乗り移り、苦悩や焦燥感までもをリンクさせる。あまり好きではなかったゴッホの絵画を見ると、今ではなぜか涙すらこぼれる。 | 投票 | |
B | 少女の髪どめ(2001/イラン) | 最後に満足げに微笑む青年を見て、私はこの上なく自分を恥じた。 [review] | 投票(5) | |
B | SWEET SIXTEEN(2002/英=独=スペイン) | がむしゃらにアイデンティティーを求めて手探りしながら今を生きる少年。そんな少年たちを海はどれだけ癒してきたのだろうか。 [review] | 投票(2) | |
B | スコルピオンの恋まじない(2001/米=独) | 不覚にもあのじいさんを初めて可愛いと思ってしまった!!! [review] | 投票(3) | |
B | ディボース・ショウ(2003/米) | コーエン兄弟、キターーーーー!!!! [review] | 投票(1) | |
B | ブレイブ(1997/米) | 悲しくも愛すべき、不器用な独りの男。悲しくも愛すべき、一つの勇気。何かを守る時にとるべき行動は、結果が違えど魂の行き着く場所は結局同じなんだろうと思える。今現在のジョニーがこの役についてどう思っているのか、今ならどう演じるのか、観てみたい気もする。 | 投票 | |
B | 奴らに深き眠りを(1997/米) | 派手な演出もなく、映像技術を駆使している訳でもなく、ただただ人間の演技力にのみ頼った純粋な映画で、私は大好きです。CGを駆使して人間の想像力を具現化した素晴らしい映画も沢山あるけれど、生身の人間の卓越した演技力に酔う映画もやはり素晴らしい。 [review] | 投票 | |
B | ライアー(1997/米) | 不思議映画。 [review] | 投票(2) | |
B | ムッシュ・カステラの恋(2000/仏) | |||
B | バティニョールおじさん(2002/仏) | この映画には「いい人」が全く出て来ない。感動しそうになるとおじさんや子供が何かやらかしちゃって一歩手前で感動出来ない。でもそこがこの映画を綺麗事で終わらせない要素となっていて、ラストには素直にあったかい気持ちになれるんだと思う。人の醜い部分も包み込んで全肯定してくれるこの映画からは、人肌のぬくもりすら感じる。 | 投票 |
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