[POV: a Point of View]
◎ ケルト映画 ◎Celtic Movies
古代、西ヨーロッパを席捲していたケルト人は、ローマ帝国、北欧のヴァイキング、ゲルマン系のアングロ・サクソン人などに土地を奪われ、西へ西へと追いやられた。現在、ケルトといわれる住民が住んでいるのは、アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イングランドやフランスの一部に限られている。ケルト人は強国に侵略された歴史を歩んできたが、常に民族の誇りを楯に反旗を翻してきた。そこには、ケルト人としての魂や頑強な精神が息づいている。そんなケルトの文化や伝統、芸術には、何故か日本の文化に通じるものがある。妖精伝説、数々の神話、太陽信仰、生命、ティルナノグ(極楽浄土の様な死後の世界)、美食家、大酒飲み、強い闘争心、忍耐強さ・・・。ここでは、そんなケルトの息吹が感じられる映画を集めてみました。
A:アイルランド、B:スコットランド、C:ウェールズ、D:コンウォール(イングランド)、F:マン島(イングランド)、G:ブルターニュ(フランス)
ここで、取り上げた作品には、ケルトのルーツを持たないイングランド人やアメリカ人が撮った映画もピックアップした。これらは確かにケルトをステレオタイプ化している傾向があるが、逆に本質を捉えている部分もあるため、ケルト人監督の作品と分け隔てせずに分類した。
参考文献:ケルト映画紀行(武部好伸著)
未登録:『誉れの一番乗』、『月の出の脱走』、『北斗七星』、『市街戦』、『四つの願い』、『地獄で握手しろ』、『ユリシーズ』、『あの頃に帰りたい』、『12月の花嫁』、『ダブリン・バスのオスカー・ワイルド』、『コリア』、『ワン・フルムーン』、『愛の海峡』、『愛の物語』、『グレゴリーズ・ガール』、『夢の宮廷』、『男の 城』、『剣豪ランスロット』、 登録待ち:『マザー・マクリー』、
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