[POV: a Point of View]
喪失について
近しい者を亡くした人たちの話。Aはそうしたテーマが主旋律として流れている作品。Bはその変形、もしくはそうしたテーマ性をどことなく感じさせるもの。私が了知している範囲で収録。
B | 沙羅双樹(2003/日) | 生者の産み出す新たな息吹を見守る幽霊たち。 | [comment] | |
B | 地球で最後のふたり(2003/タイ=日) | 慣れない異国暮らしの不確かな生。 | [comment] | |
B | 惑星ソラリス(1972/露) | 喪失から辿る内面への旅。 | [comment] | |
B | 水の女(2002/日) | 流されるまま、たゆたうまま。 | [comment] | |
B | アバウト・シュミット(2002/米) | 凡庸な男がそれなりにはちきれる。 | [comment] | |
B | スウィート・ヒアアフター(1997/カナダ) | 喪失の村に波紋を起こそうとした弁護士という名の男 | [comment] | |
B | ひまわり(2000/日) | とりあえず浜辺に行ってみっか。 | ||
B | ヘヴン(2002/米=英=仏=伊=独) | いつの間にやら喪失は置き去りに。 | [comment] | |
B | 永遠と一日(1998/仏=伊=ギリシャ) | 最後の日に振り返る喪失。 | [comment] |
いわゆる典型的な復讐譚は喪失が前提として存在するが、他の収録作と色合いが違うので割愛。『青春の殺人者』など自分で直接手を下したものについては、迷ったすえ対象外に。作品後半部分で喪失を経験するもの(もしくは後半部分で喪失の事実が明らかにされるもの)についてはネタバレを避けるため割愛。
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