ヤバイ時、ヤバイ映画は、ヤバイ危険、ちょっと字余り。別に病気を云々するわけではなく、陰に陰に思考がいってしまうとヤバイというＰＯＶ。ダークな世界に浸ってしまうと、ルーク・スカイウォーカーをもってしても、ダークサイドのフォースには勝てなくなってしまうので、そーゆー時はフォースを信じよう。ダウナーな時に限って、ダウナーなシネマが見たくなるようで、そーゆーのって、とっても危険なこと。自己投影すると、マジ、ヤバイ。思うところがあったので、作りました。関係ないけど、男の境界性人格障害ってのは、かわいくもなんともないっすね。

　最近、眠れないんだよね、疲れが取れないんだよね、食欲がないんだよね、性欲もないんだよね、何にも楽しいことがないんだよね、職場に行くのがつらいんだよね、人間関係が煩わしくて仕方がないんだよね、時々、めまいとか動悸がすごいんだよね、電車に乗れなくなったりするんだよね、広場が怖かったりするんだよね、あれれ、外出することさえ怖くなってきたよ、仕事していたら耐えられなくなってきてトイレに避難しちゃったよ、煙草の量が増えたよ、お酒の量も増えたよ、おおう、もしか病気なのかなあ、うつ病なのかなあ、そうだ病院に行ってみよう、「あなたは消えてしまいたいとか、そう、漠然と死んでしまいたいとか思ったりしますか？」、非常に思う、「うむ、あなたは抑うつ状態にありますね」、ええ！！、「お薬を出すので飲みましょう」、おおう、これが噂の睡眠薬、「しばらく休職しましょうか」、診断書を出してお休みだ、でも、なんだか復職後の居心地が悪いよ、助けてドクター、「では、お薬を強力に」、おおう、効くぜ、飲むよ、飲むよ、それでもダメだよ、ベッドの中で考える、陰に陰に思考がいってしまうよ、私のレーゾン・デートルってなんだ？、生きてる意味ってなんだ？、頭が痛いよ、はっ！、もしか生きてる意味ないジャン、世界の終わりだ、会社も首になっちまった、「我が国の自殺率は年間で３万５千人。デュルケムの『自殺論』を引き合いに出すまでもなく、ひとつの共同体における自殺率は決まっており、日本の場合、それは２万５千〜で推移していたはずであり、その点を鑑みると、昨今の自殺率の高さは明らかに以上であるからして、云々……」と脳内自分が幻聴をさえずっているよ、これが「ぼんやりとした不安」というヤツか、俺は太宰か芥川かアメニモマケズカゼニモマケズ明るく強く無欲な男を目指してたのに、うおう、外の世界は真っ暗だ、とても社会生活なんて営めない、映画でも見るか、今の私にぴったりな映画は「○○」だ！！、この「○○」にこいつらを入れてしまうとはまってしまうのでやめておいた方がいいっすよ、ってお話。