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[POV: a Point of View]
大殺陣 東映ハードボイルド時代劇

A:山上伊太郎、リアリズム時代劇の系譜 B:東映リアリズム怪談・歌舞伎・浄瑠璃 C:東映大河時代劇 D:武士道残酷物語 E:集団抗争時代劇 F:東映時代劇ノワール G:東映劇画時代劇
A★5仇討崇禅寺馬場(1957/日)大友柳太朗の舌っ足らずは、彼自身の魅力を損ねるものでは全くないし、山上伊太郎のプロットもその程度で破綻するほど柔じゃない。マキノの演出は千原しのぶに対して特に素晴らしく、又、柳太朗が彼女を睨み付ける場面の不気味な迫力はどの剣戟・幻想場面にも勝っていた。 [review]投票(1)
A★4浪人街(1957/日)ロマンが売りのチャンバラ映画に最初にリアリズムを持ち込んだ人・山上伊太郎。勧善懲悪を必ずしも是としない日本映画最大の美点は彼のような人物がマキノという原初の地平にいたからこそ生まれたものかも知れない。投票(2)
B★4怪談 お岩の亡霊(1961/日)どうしよう、どうしよう、、、 [review]投票
B★0妖刀物語 花の吉原千人斬り(1960/日)
B★0浪花の恋の物語(1959/日)
C★5宮本武蔵(1961/日)血泥塗れの戦場を這い回る錦之助・木村功や歯に血を付着させる木暮実千代など役者の本性を搾り出すようなストイックなリアリズム演出と、抜けるような青空の下水遊びする子供たちなど仄温かい景観描写が違和感無く共存している。まるで全ての画面が生きているようだ。投票(1)
C★4大菩薩峠(1957/日)「完全なるミスキャスト」という第一印象が刻一刻と覆されて往く快感。知恵蔵の劇画的立ち居振舞い・存在感に脱帽。月形龍之介、中村錦之助のハマリ具合も凄い。ただテンポはもう少し緩めでも良かった。投票(2)
C★2真剣勝負(1971/日)内田吐夢、末期ガンとの真剣勝負。そして決着。折れた刀。無念でござる。 [review]投票(2)
D★5沓掛時次郎 遊侠一匹(1966/日)陰と陽を併せ持った錦之助の男振り、一瞬で客の心を掴む渥美清の喜劇性。シーン毎に懸ける情熱と、既存システムへの反逆精神に貫かれたこれこそ加藤泰最高傑作。”肩車のシーン”の空など魂抜かれます。投票(4)
D★4幕末残酷物語(1964/日)幕末『真空地帯』。キャストや舞台設定から「集団抗争劇」の一作かと思いきやいい意味で期待を裏切られた。加藤泰伝説、ここに始まれり。 [review]投票
D★3反逆児(1961/日)当時流行った「武士道残酷もの」の一環ということなのだろうが、爽やかな人物が人っ子一人いないってのは見ていて息苦しい。 [review]投票
D★3人斬り(1969/日)素材は勿論、カメラ・美術・配役・演技全て素晴らしいのに何故こんなにも退屈するのだろう?やっぱり映画は監督なんだなぁ。どこをどう考えても適役の山本薩夫に何故撮らせなかったんだろう?投票
D★0忍者秘帖 梟の城(1963/日)
D★0仇討(1964/日)
D★0血文字屋敷(1962/日)
D★0この首一万石(1963/日)
D★0武士道残酷物語(1963/日)
D★0獣の剣(1965/日)
E★4十三人の刺客(1963/日)超ローアングルから捉えられたシンメトリックな画面の中で展開される新旧スター達のぶつかり合いに心が躍らぬわけがない。 [review]投票(2)
E★0大殺陣(1964/日)
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