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[POV: a Point of View]
夢のVERSUS

1970年代初頭。俺が小学生だったころ、「ゴジラ対ガメラ」という映画が製作されているという噂が少年達の間で毎年まことしやかに流布された。夢に見るほど見たかったが…今思えば、あれが最初に出会った都市伝説だったのだ。A=王道 B=キワモノ
A★3エイリアンVS.プレデター(2004/米=独=カナダ=チェコ)そもそも遙か人類を凌ぐ文明の保有者と宇宙蜥蜴の対決では勝負は端から見えており苦肉の策で設定された「通過儀式」が物語を茶番に堕させ著しく本気汁を減殺した。圧倒的勝者の殺戮ゲームに絡む主人公は予定調和な夾雑物でしかない。ただ、正直嫌いじゃない。投票(3)
A★3フレディVSジェイソン(2003/米)まあ、『エルム街』も『13日』も1本も見てないのだが、単細胞路線のジェイソンに比して、夢という逆しまな形而上的世界で現実を翻弄するフレディの方が、どう見ても役者が上ですなあ。それが悪いわけでもなく演出も普通。否定点もないが誉めるとこも無い。投票(2)
A★3東京ギャング対香港ギャング(1964/日)何故か仲良く香港観光を繰り広げる健さん良平の前半が構成上歪なのも、ヤク中禁断症状が裸体ダンサーのアクロバットダンスとカットバックされる理不尽さも、強引に収束させてしまう男丹波の力量。笑ってしまうが心底かなわんと思う。投票(1)
A★3キングコング対ゴジラ(1962/日)日本が様変わりの好景気を謳歌し始めた頃、サラリーマン良きものと謳い続けた東宝の豊穣な土壌が安定の賑々しさを見せる序盤。このままサラリーマンものを全うしてくれればそれなりに面白かったろうが、出来レースの如きかったるい2匹の闘いがコクを薄める。投票
A★3座頭市と用心棒(1970/日)「ばけもの」「けだもの」と呼び合う両雄ががっぷり四つに対峙するわけでもない。痴話喧嘩程度の抗争が眠く展開も遅滞。喜八演出は出涸らしの形骸だ。文子三船のレア絡みも生煮え。只ラスト10分だけは撮影と美術が演出を凌駕し刮目する出来。投票
A★0ヤクザVSマフィア(1993/米)
A★0極道VSまむし(1974/日)
B★4エイリアンVSヴァネッサ・パラディ(2004/仏=独=英)小汚い集落のこれ以上なく小汚い男どもの間を舞うヴァネッサだけでも価値はあるが、何ものをも一切語ろうとしない演出には『マーズ・アタック!』が本来行くべきであった地平を見た。ショボいが強固なコンセプトがある。『』へのオマージュも感じた。投票
B★3プレスリーVSミイラ男(2002/米)ブルース・キャンベルの枯淡とも言うべき老人演技が味わい深く、エルビスネタのシケた頃合いもナイスなだけに、ヘタレなホラーへの拘りは要らんとも言える。ただ、ヘタレなのも又可愛いとさえ思えてくるから困ったもんだ。投票(2)
B★0極道VS不良番長(1974/日)
B★0ドラゴンvs7人の吸血鬼(1974/英=香港)
この映画が好きな人達

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