[POV: a Point of View]
浪花千栄子傑作選
NHK連続テレビ小説「おちょやん」放映記念
A | アチャコ青春手帖 東京篇(1952/日) | アチャコの母親役 1952年から103回続いたラジオドラマの映画化で4作シリーズ | [comment] | |
A | お父さんはお人好し(1955/日) | アチャコと夫婦役 1954年から10年続いたラジオドラマの映画化で7作シリーズ | ||
B | 噂の女(1954/日) | 京都島原、田中絹代が主人の置屋の婆や お咲役 | ||
B | 山椒大夫(1954/日) | 田中絹代の玉木と厨子王・安寿の里帰りに同行する召使 姥竹役 | ||
B | 大阪物語(1957/日) | 守銭奴中村鴈治郎の妻 お筆役 (監督は吉村公三郎) | [comment] | |
B | 近松物語(1954/日) | 香川京子の母 岐阜屋のお母様 おこう役 ボンボン息子田中春男との情けない丁丁発止 | [comment] | |
B | 祇園囃子(1953/日) | お茶屋の女将 お君役 寝転んで新聞読んでいる導入ほか残酷な差配で有名 ブルーリボン助演女優賞 | [comment] | |
B | 滝の白糸(1952/日) | 京マチ子の世話をする姉がわりの弟子 みどり役(監督野淵昶のリメイク ) | ||
B | 祇園の姉妹(1956/日) | 端役 お君役 (監督野村浩将によるリメイク) | ||
C | 暴力(1952/日) | スラム街で菅井一郎に骨までしゃぶられる妻 せつ役 | [comment] | |
C | 猫と庄造と二人のをんな(1956/日) | 山田五十鈴を追い出し香川京子を後妻に据える森繁の母 おりん役 | [comment] | |
C | 二十四の瞳(1954/日) | 奉公の松ちゃんをイジメる史上最悪の悪役 金毘羅さんの飯屋のかみさん役 | [comment] | |
C | 宮本武蔵(1961/日) | 中村錦之助への復讐を誓い追い回す木村功の母 お杉役 その行動は武藏の哲学を相対化し続ける。全5作品 | [comment] | |
C | 女系家族(1963/日) | 三姉妹の叔母 芳子役 もちろん守銭奴 | ||
C | 蜘蛛巣城(1957/日) | マクベス風妖怪役 糸巻きくるくる | ||
C | 小早川家の秋(1961/日) | 中村鴈治郎が忍んでゆく素人旅館の女主人 つね役 | ||
C | 瞼の母(1962/日) | 泣かせの役は珍しい。母を探す萬屋錦之助が路上で出会う盲目の三味線弾きの老婆役 | [comment] | |
C | 悪名(1961/日) | 勝新太郎を折檻する因島の女親分 麻生イト(実在)役 | [comment] | |
C | グラマ島の誘惑(1959/日) | 轟夕起子ほか従軍慰安婦たちの引率の婆さん役 | [comment] | |
D | 今年の恋(1962/日) | 岡田茉莉子の母 お紋役 | [comment] |
A:花菱アチャコとのラジオドラマの映画化で出世作 B:全部が傑作のミゾグチ作品 C:勝手に選んだ名演10選 D:その他代表作 E:脇役端役で登場する名作 F:出演が不思議な作品。 20代前半の1926〜29年に東亜・帝國キネマ等の出演作がありますが現存しない由。松竹新喜劇時代に映画出演はなく、退団後の1952年に映画復帰(45歳)。それから1973年の逝去までの約20年間に216本の映画に出演されています。著名な未登録作品に『残菊物語』(島耕二のリメイク 56)、『二等兵物語』(58〜59 シリーズ)『鉄腕投手・稲尾物語』(59)、『新・三等重役』(59〜60 シリーズ)、『番頭はんと丁稚どん』(60〜61 シリーズ)『べらんめえ芸者』(60〜63 シリーズ)など。作品の評価は個人的なものです。なお、グーグルで検索して出てくる浪花千栄子の写真は『山椒大夫』の田中絹代の間違いです。私は部屋にテレビがないのでテレビ小説が観れません。
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