[POV: a Point of View]
キャサリン・ヘップバーン
今度はアカデミー主演女優賞に最高記録の４回に輝いたキャサリン・ヘップバーンを特集します。 プロフィール付 １９０７年５月１２日米・コネチカット州ハートフォード生まれ。ブリン・モー大学で演劇を専攻。ＲＫＯにスカウトされ３２年の「愛の嗚咽」で映画デビューする。翌年の「勝利の朝」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したが華麗なスター生活を拒否しそれが彼女のスタイルとして定着した。アカデミー賞の主演女優賞に「乙女よ嘆くな」(３５)｢フィラデルフィア物語｣(４０)｢女性�癸�｣(４２)｢アフリカの女王｣(５１)｢旅情｣(５５)等で最高記録の１２回ノミネートされその内「勝利の朝」の他「招かねざる客」(６７)「冬のライオン」(６８)「黄昏」(８１)で４度受賞この受賞回数はアカデミー賞の最高記録でもある。｢若草物語｣(３３)でベネチア映画祭主演女優賞、｢フィラデルフィア物語｣でＮＹ批評家協会賞の主演女優賞を受賞した。３０年代から４０年代まではケーリー・グラントとの共演が多かった。名コンビで知られるスペンサー・トレーシーと９本の作品で共演し公私に渡る交流で知られていた。マスコミ嫌いとしても有名でスキャンダルとも縁があまり無かった。結婚暦も１回のみ。今もご健在で今年で９４歳になる大女優。 彼女はジャンル問わず活躍できる天才女優、初期は演技力を問う作品が目立つが３８年の｢赤ちゃん教育｣や４０年の｢フィラデルフィア物語」でコメディーでも知られるようになる。彼女は演技力、存在感、共に充分あるので後はどのジャンルをこなせるかの問題だが彼女の場合はシリアス、コメディー、どちらもこなせてアクションもそこそここなせるのであらゆるジャンルをこなせる、イメージ的にはコメディーのイメージが強いがロマンス系のストーリーでも味のある演技をみせられる。彼女はハリウッドを代表する天才女優である。
| A | 素晴らしき休日(1938/米) | ケイリー･グラントが主人公ジョニーを好演し､表情演技でも笑顔1つでも巧みに演じて分けており､役者の演技だけで感動させられた｡ [review] | 投票(1) | |
| A | 黄昏(1981/米) | 映画の中でヘンリー･フォンダがかぶっていた帽子はスペンサー・トレーシーの形見の品で同じ年に映画デビューしたけど今まで面識がなかったのでキャサリン･ヘプバーンがお近づきの印にとフォンダにプレゼントしたものらしい。８０年代の作品の中では一番の出来。 [review] | 投票(4) | |
| A | 赤ちゃん教育(1938/米) | 話は最後には無茶苦茶になってしまったが、テンポの良さが最後まで貫かれていて最後まで楽しめた。 [review] | 投票(1) | |
| A | アフリカの女王(1951/英＝米) | ストーリー構成､ドラマ演出の秀逸さが光った｡ [review] | 投票 | |
| A | 旅情(1955/米＝英) | 独身中年女性のひと時の恋愛が丁寧に描かれていてデビッド･リーンのラブ･ストーリーにハズレなしといった感じ｡ [review] | 投票(1) | |
| A | 去年の夏 突然に(1959/米) | 最後はなかなか盛り上がった｡ [review] | 投票 | |
| A | 招かれざる客(1967/米) | 人種問題を絡ませているが､話自体は普通に結婚問題をあつかったと言う感じ｡しかし､娘の幸せ､父親としての気持ちから娘の結婚に頭を悩ます父親の心情が上手く描かれていると思う｡ [review] | 投票 | |
| A | 冬のライオン(1968/英) | たしかにキャサリン・ヘップバーンの演技は良かったけど史劇映画は彼女に合わない。 | 投票 | |
| A | フィラデルフィア物語(1940/米) | 女性をリードする役柄を演じさせるとジェームズ･スチュワートはやはり上手い｡ [review] | 投票(1) | |
| A | 若草物語(1933/米) | |||
| A | メアリー・オブ・スコットランド(1936/米) | |||
| A | 男装(1935/米) | |||
| A | 火の女(1942/米) | |||
| A | アダム氏とマダム(1949/米) | |||
| A | パットとマイク(1952/米) | |||
| A | デスク・セット(1957/米) |
| このPOVを気に入った人達 (2 人) | まーくん ADRENALINE of Adrenaline Queen |