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ぽんしゅう

友だちの少ない私は、映画に遊んでもらっているんだと、最近やっと気づきました
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最近のコメント 10
★3女子高生に殺されたい(2022/日)ベタだが過剰ではない女の子たちのキャラ付け、夜の公園の画角と光線のサスペンス、窓外の風船を使った緊張と弛緩のミニトリック、等々。エンタメ演出家城定秀夫のテクニックは手堅い。クライマックスのもたつきは理屈が未消化の脚本を無理やり画にしたせい。[投票]
★5新宿マッド(1970/日)戦前戦後の日本を体感したこの父親には生活実感としての「権威嫌悪」が染み付いている。ときおり無意識のうちにを頭をもたげる暴力性と強靭な意思は、若者たちの狭窄的な革命幻想を圧倒する。生存欲求としての止むにやまれる実力行使こそが変革をもたらすのだと。 [review][投票]
★4親愛なる同志たちへ(2020/露)権威主義の内側に組み込まれた者は主体性なき優等生に成り下がる。そのことに気づくのに市民が払う代償の大きさ。それを目の当たりにする実直な党下級職員の失意の深さ。「大丈夫。これから良くなるから・・・」そうつぶやく彼女に微塵の悪意もないのがまた悲しい。 [review][投票(2)]
★3TITANE/チタン(2021/仏=ベルギー)アレクシア(アガト・ルセル)という女は会話としての言葉をほとんど発しない。通俗な女の記号“性的肢体”を隠れ蓑にジェンダー嫌悪を超越し破壊本能の赴くまま有機物を殺傷し無機物との同化に欲情する。鮮烈な画面演出にかぶる俗っぽい楽曲と音響制御が印象的。 [review][投票(1)]
★3アンラッキー・セックスまたはイカれたポルノ 監督〈自己検閲〉版(2021/ルーマニア=チェコ=クロアチア)実直な女教師の極めて私的な性行為動画が流出する。爆弾が投げ込まれたように関係者は騒然となる。でも、流出させた個人も、された世間も、何故それが一大事なのかよく分かっていないのだ。だって、性行為が露出してはいけない理由なんて、誰も説明できないのだから。 [review][投票(1)]
★3死刑にいたる病(2022/日)優しく語りかける顔から徐々に感情が抜け落ちて、大きな泣き袋だけが浮かび上がる阿部サダヲの能面の不気味。獄中から指示を出す例の羊印の傑作を思い出す二番煎じの設定ながら、サイコパスのキャラは準備万端。でもそれだけじゃスリラーにはならない見本。 [review][投票(1)]
★4パリ13区(2021/仏)大きな瞳に自身の衝動への戸惑を浮かべつつ暴走し、人生のレールに乗れないインテリ崩れをルーシー・チャンが好演。柔らかなトーンのモノクロ映像が性描写の生々しさを中和して美しい女性映画。何といってもWebという“逃避空間の女”の存在が現代性を担保する。 [review][投票]
★4ツユクサ(2022/日)とても優しい映画だった。人生において最大級のキズを負った人たちの心情を、悲観的にも感傷的にもならず描く誠実な語り口。いつか見つかるかもしれない光明のために、キズ負い人は淡々と“明るく”ふるまうのだ。みんな、頑張らないように日々頑張っているのだ。 [review][投票]
★4カモン カモン(2021/米)母親に厚遇された兄と疎まれた妹。その妹は心を病む夫の妻であり、息子を無条件に受け入れる母でもある。妹は兄と老母の関係に苛立ち、その激情に戸惑う兄はパートナーとの関係に結論が出せない男でもある。そんな夫でも父でもない男が伯父として妹の息子と対峙する。 [review][投票]
★3金の糸(2019/グルジア=仏)この心境は老境の悟りなどという曖昧なものではない。私は、79歳の作家が自身の運命を左右した理不尽と、生じた亀裂に対して示す思いが理解できなかった。しばらくして、それは新たな価値の創造に意義を見出す作家(クリエーター)の"自尊心”なのだと思い至った。 [review][投票(1)]

Plots

最近のあらすじ 5
★3鉛の墓標(1964/日)父親を戦地で亡くし進駐軍に母親を絞殺されたミツグ少年は、世の中を恨み反抗的で無軌道な23歳の青年(野上正義)になっていた。その人殺しも厭わない大胆さを見込まれてミツグは謎の男小林(寺島幹夫)に拾われ、やがて闇組織の大ボスの命じるままに実績を上げ一目置かれる殺し屋に成り上がる。その一方、大金を稼ぐようになったミツグは、昔なじみの素朴で純情な恋人(田代かほる)と結婚。心の底にわだかまる母親への思慕と生来の優しさで平穏な家庭を築こうとするのだが・・・・。若松孝二初期の監督作で裏社会の非情を描くバイオレンス&メロドラマ。(モノクロ/86分/成人映画)[投票]
★3女子高生に殺されたい(2022/日)イケメンの新任教師、東山春人(田中圭)に女子高生たちは騒然となっていた。実は春人には密かな計画があった。彼はオートアサシノファイリア(他人に殺されることで快感を得る性的嗜好)という特異な性癖の持ち主で、9年間かけて綿密に練った計画を実行して「女子高生に殺される」ためにこの学校にやってきたのだ。春人は、もの静かでどこか陰のある真帆(南沙良)と、その親友で予知能力を持ったあおい(河合優実)、そして演劇部の快活な京子(莉子)とストイックな柔道部員、愛佳(茅島みずき)を巧みに操って“その計画”を着々と進めるのだった。古屋兎丸の原作コミックを城定秀夫の脚本・監督で映画化したミステリー。(113分)[投票]
★5新宿マッド(1970/日)若者たちがたむろする新宿。フーテン生活から足を洗い、アングラ劇団の役者に専念しようとしていた青年十郎が何者かに惨殺された。警察の捜査が遅々として進まぬなか、九州から上京した父親(谷川俊之)は刑事たちの制止を無視して犯人捜しを始める。犯行現場に居合わせた息子の劇団仲間の恋人(江島裕子)、公園で乱交にふけるフーテンカップルたち、ひたすらがなりたてるフォークゲリラ、街を暴走するカミナリ族。若者たちの混沌のなか父親は「新宿マッド」と呼ばれる謎の人物の存在にたどり着くのだった。彷徨する若者たちと大戦経験世代の価値観の齟齬を描く出口出(足立正生)脚本による若松孝二監督作。(65分/パートカラー/成人映画)[投票]
★4マイスモールランド(2022/日=仏)埼玉の高校に通うサーリャ(嵐莉菜)は難民申請中のクルド人一家の長女だ。すっかり日本社会に溶け込み友人たちと屈託なく過ごす。父(アラシ・カーフィザデー)は民族の誇りを失わないように祖国の習慣を重んじて暮らすが、中学生の妹(リリ・カーフィザデー)は日本語しか分からず小学生の弟(リオン・カーフィザデー)も学校に馴染めずにいた。サーリャは進学資金のため、父に内緒で川向こうの東京のコンビニでアルバイトをしていた。そんななか難民申請が却下され一家の在留カードは無効となり就労も県外への移動も禁止されてしまう。外国人の子供たちの帰属の揺れを描く川和⽥恵真の商業映画監督デビュー作。(114分)[投票]
★3TITANE/チタン(2021/仏=ベルギー)少女アレクシアは交通事故で頭部に金属プレートを埋め込んだ。そのせいなのか、成人して煽情的なダンサーとなったアレクシア(アガト・ルセル)は、人付き合いが悪く暴力的で感情のままに人を殺め、なんと自動車に性的な興奮を覚え関係を持つモンスターになっていた。残虐な殺人を重ね警察から追われる身となったアレクシアは男になりすまし、マッチョな初老の消防隊長ヴィンセント(ヴァンサン・ランドン)の息子として隊員訓練を受けながら一緒に暮らし始めるのだが・・・。ジェンダーの流動性を過激に描き賛否のなか、女性監督として二人目のカンヌ映画祭パルムドール(最高賞)を受賞したジュリア・デュクルノーのボディホラー。(108分)[投票]

Points of View

最近のPOV 5
東京から遠く離れて 追悼、大林宣彦[投票(7)]
2020年4月10日、大林宣彦監督が82歳で逝去されました。生涯に43本の劇場用映画を撮られています。
ギター弾きの仕事 追悼、井上堯之[投票(6)]
ザ・スパイダースのギタリストで作曲家の井上堯之さんが2018年5月2日に亡くなられたそうです。享年77。□出演作(A) □音楽・・70年代(B)、80年代(C)、90年代(D) □再び出演‐2000年以降(E)
私は中川梨絵のファンである[投票(5)]
2016年6月15日。女優の中川梨絵さんが逝去されました。享年67。肺がんだったそうです。・・・・1967年に東宝から成瀬巳喜男作品(中川さかゆ名)でデビュー。その後、日活に移籍してブレイク。70年代前半のロマンポルノを代表する女優のひとりとなります。74年からフリーとなり黒木和雄実相寺昭雄相米慎二池田敏春森崎東ら個性的な作家の作品で存在感ある脇役として活躍されました。なかでも『竜馬暗殺』(74)のモノクローム画面のなかの憂いを湛えた瞳が印象的な遊女や、『歌麿・夢と知りせば』(77)の艶やかな花魁道中姿は忘れることができません。また、このころ唯一のレコード曲「踊りましょうよ」を発表。そのデカダンスな香り漂う甘い歌声に魅了されました。当時、深夜ラジオからラジカセで録音し、擦り切れるまで聴いたカセットテープは私の宝でした。・・・・その後、縁あって2000年以降、私は悪友らと梨絵さんが新宿・四谷で営んでおられた居酒屋に客として伺うようになりました。酔いにまかせた我々の勝手な映画酔談に合わせて、名監督たちのとの想い出や、新作(―こまめにご覧になっていました―)への忌憚ない感想で、その場を楽しく盛り上げてくださいました。にもかかわらず、お店の移転にともない伺う機会を失してしまい、近年は不義理を重ねておりました。・・・・そして、昨日の早すぎる訃報。あちらの世界にも映画界があるのなら、先に逝った方々が梨絵さんの来訪を待ちきれなかったのでしょう。そうとでも思わなければやりきれません。
脚本家・新藤兼人[投票(6)]
そうそう、これも新藤兼人だったよね。
最後のアウトロー 追悼、原田芳雄[投票(11)]
長髪にレイバン、ジーンズ姿。そんなヤクザ、見たことなかった。60年代から70年代へ、大きな転換期を迎えた日本社会が連続性を喪失したのと呼応するかのように、原田芳雄は今までのアウトロー像をひっくり返し登場し、斜陽にあえぐ日本映画界のなかを型破りなエネルギーを発散させながら80年代まで一気に突き進む。しかし、壮年期を迎えた90年代、原田的アウトローは主役の座から退き、どこか居心地悪そうに映画のなかの片隅にいた。しかたあるまい。隆盛から破綻へと向かうバブル騒動のなか、社会に飼い慣らされた中年男はみな従順な羊になり下がり、男盛りの原田が演じるに値する年相応のアウトローなど日本のどこにも居なかったのだがら。そして、最後の10年。ライバル刑事に同情されるアル中の初老のスリ。娘の恋に業を煮やして現れる幽霊。妻の積年の思いに絶句する老医師。商店街の復活を画策する引退した老店主。晩年の原田はエネルギーの燃え残りを燻らせながら、社会や制度からはみ出したじろぐ老人役がよく似合った。日本映画界、不世出のアウトローであった。 ■ニュー・アウトロー時代(A:1968〜74 B:75〜79 C:80〜84)  ■彷徨えるアウトロー時代(D:85〜89 E:90〜94 F:95〜99)  ■翳を引きずるアウトロー時代(G:2000〜04 H:05〜11)