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ぽんしゅう

今年後半のベストは(たぶん)『アトランティス』か『リフレクション』。前半は『辻占恋慕』■友だちの少ない私は、映画に遊んでもらっているんだと、最近やっと気づきました
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最近のコメント 10
★5グッバイ・クルエル・ワールド(2022/日)はなから組織に属せない、あるいは外された者(つまりは個人)の非力さを描いて容赦ない。裏返せば、それは権威に従属さざるを得ない脆弱批判でもある。この弱き者たちへの忖度なしの仕打ちは大森立嗣のオリジナル『タロウのバカ』に通じる“冷たい挑発”を感じる。 [review][投票]
★4さかなのこ(2022/日)冒頭、唐突に「男とか女とかどっちでもいい」と掲げられる。このひと言ですべてが言い尽くされている。サラシでも巻いたのだろうか胸の膨らみが消滅したのんさんが男でも女でもなく類まれな魚狂の偏人ミー坊にしか見えなくなったとき映画は目的を達成していた。 [review][投票]
★4三姉妹(2020/韓国)弱り切った人の、その“弱さ”を描いて容赦ない。三姉妹は生きることが苦行であるかのように足掻く。まるで人生が無間地獄のようだ。哀れなのは彼女たちに罪はなく犠牲者であること。私たちが日常目にする“面倒な人たち”のデフォルメであり真相でもあるのだろう。 [review][投票(1)]
★4時代革命(2021/香港)乱世備忘 僕らの雨傘運動』もそうだったが香港の民主化運動の主体はあくまでも個人だ。今できることを自主的に実行する。その意志は勢いを増し類を呼び塊となって膨れ上がる。権力装置としての警察は秘めた暴力性を徐々に開放し“個人の塊”の勢いを削いでいく。 [review][投票]
★4ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021/ハンガリー=独=仏=伊)たいていの男がそうであるように、この男(ハイス・ナバー)も、その女を“自らの世界”の内側に所有し支配し制御しようとする。一方、女(レア・セイドゥー)にとってこの男は、自分の存在を確認するための“まわりの世界”を構成する一部(パーツ)なのだろう。 [review][投票(1)]
★3ファミリー・ネスト(1977/ハンガリー)16ミリの白黒、至近距離の顔のアップでほぼ全編構成される。登場人物が口にするのは不平不満に愚痴と不安。家族で過ごす遊園地のシーンが唯一の救いだ。22才の映画学科の学生タル・ベーラがこんな特異作品を撮ったのは体制に対する鬱憤、それとも異才ゆえか。 [review][投票]
★4アウトサイダー(1981/ハンガリー)向上心、目標、未来とは無縁。日々を享楽的に消化する労働者たち。なかでもバイオリン弾き(アンドラーシュ・サボー)のどうしようもなさは、倫理や制度で矯正できそうもなく、タル・ベーラはこの不適合ぶりを積極的に"自由”として容認している感がある。 [review][投票]
★4ダムネーション/天罰(1988/ハンガリー)アート感に満ちたモノクロ映像。視線はたっぷりと時間をかけて情景を凝視し、ゆっくりとゆくりと状況のなかを移動する。ときにアンニュイで俗っぽく、ときに重厚で荘厳な音響。言葉は最小限に留められながら旧約聖書まで持ち出しで描かれるのは卑屈な間男の末路。 [review][投票(1)]
★4血は太陽よりも赤い(1966/日)青年(大塚和彦)は、膠着した学校制度から飛び出した英雄もまた、さらに大きな体制に組み込まれ、不実な社会の裏システムを回す歯車として飼いならされるさまを目の当たりにし、この世界を全否定する。足立正生の反体制アジテーションは純粋にして十分狂暴。 [review][投票]
★3カーマ・スートラより 性教育書 愛のテクニック(1970/日)なんと安上がりな映画。全編75分のうち60分近くは、無機質なスタジオに設えられた最低限のセットと照明のもと、裸の女と男がひたすらポーズをとるだけ。まあ私、この女優さんのスタイル好みですけど。後半のドタバタ劇もお約束どおり。でもぜんぜん厭きないのです。 [review][投票]

Plots

最近のあらすじ 5
★5グッバイ・クルエル・ワールド(2022/日)暴力団の資金洗浄現場を男女五人組の強盗(西島秀俊/斎藤工/玉城ティナ/宮川大輔/三浦友和)が襲い大金の強奪に成功する。奴らは互いに名前も素性も知らないその場かぎりの強盗団だった。組幹部のオガタ(鶴見辰吾)は、配下の蜂谷(大森南朋)を使って強奪現場にいたチンピラたちを追及し一味を追い始める。理論的で冷静な蜂谷の尋問はまるで刑事のように的確で、まず現場ホテルの従業員(宮沢氷魚)に目を付けた。手繰り寄せられた奴らの行方の先々では、どうしようもないクズどもの容赦のない潰し合いが待っていた。高田亮のオリジナル脚本による大森立嗣監督のクライム&バイオレンス・エンターテインメント。(127分)[投票]
★4さかなのこ(2022/日)魚のことで頭がいっぱい。勉強はいまひとつ。ちょっと変わった小学生ミー坊(西村瑞季)を、お母さん(井川遥)は否定せず“やりたいこと”はすべて叶えてくれた。高校生になっても魚のこと以外には目もくれずマイペースのミー坊(のん)に、地元のツッパリ(磯村優斗/岡山天音)たちもタジタジ。そのなかに幼馴染のヒヨ(設楽優弥)もいた・・。やがて一人暮らしを始めたミー坊は、魚関係の仕事を探すが要領が悪くてどれも続かない。そんな日々を過ごすうち、昔からミー坊のことを知ってくれている仲間と再会し、自分を必要とする人たちとつながり始めるのだった。タレントで魚類学者のさかなクンの自叙伝を翻案映画化。(139分)[投票]
★4三姉妹(2020/韓国)故郷を離れソウルで暮らす三姉妹はそれぞれ心に闇を抱えていた。裕福な教授夫人の次女ミヨン(ムン・ソリ)は敬虔な信者として宗教に傾倒し周囲や家族を支配し完璧な女として振る舞っている。後妻として夫と高校生の連れ子と暮らす劇作家の三女ミオク(チャン・ユンジュ)は「普通の家庭」の築き方が分からず酒に溺れ破天荒な言動で周囲を困惑させていた。そんな二人は小さな生花店に嫁ぎ自己肯定感が低く夫や娘にうとまれながら借金を繰り返す長女のヒスク(キム・ソニョン)を蔑んでいた。幼少期に姉妹は母と弟とともに父親の理不尽な暴力にさらされ、互いに被害者と庇護者、そして傍観者として負った複雑な心の傷を抱えていた。(115分) [投票]
★4時代革命(2021/香港)2019年の香港。犯罪容疑者の中国本土引き渡しを可能にする逃亡犯条例改正案に反対し「改正案完全撤回」「普通選挙の導入」などを五大要求を掲げ約180日間に渡り展開された大規模デモを記録したドキュメンタリー。立法会占拠に端を発した抵抗運動は自殺に訴える抗議者の出現により10〜30代の男女を中心に自主管理のもと香港の人口の約3割を占める約200万人(主催側発表)が参加するまでに拡大した。市街地や地下鉄駅、香港中文大学の封鎖とうねりが広がるなか暴力行為や謀略も辞さない香港警察の対応はエスカレートし香港理工大学の攻防へと至る。ついに2020年、より強圧的な香港国家安全維持法が施行され、200万人の民意は封殺されてしまう。(152分) [more][投票]
★3ファミリー・ネスト(1977/ハンガリー)ハンガリーの首都ブタペスト。住宅難のため住む家がなく、しかたなく夫の両親の狭い家に幼子を抱えながら同居する若い夫婦がいた。義父(クン・ガーボル)は家賃を払わず住み続ける嫁のイレン(クン・ガーボル)が気にくわず、毎日のように嫌味を言いきつくあたる。そんなおり兵役を終えた夫ラツィ(ホルヴァート・ラースロー)が帰還。イレンは不満と不安を訴えるが、夫はそのうち何とかなると曖昧な態度をとり続けるのだった。公営住宅への入居をめざして役所にも通い続けるが数年先の目途さえ立たない状況だ。将来の生活が見通せない若い夫婦の姿を、疑似インタビューのような体裁で描く22歳のタル・ベーラ監督デビュー作。(白黒/105分)[投票]

Points of View

最近のPOV 5
東京から遠く離れて 追悼、大林宣彦[投票(7)]
2020年4月10日、大林宣彦監督が82歳で逝去されました。生涯に43本の劇場用映画を撮られています。
ギター弾きの仕事 追悼、井上堯之[投票(6)]
ザ・スパイダースのギタリストで作曲家の井上堯之さんが2018年5月2日に亡くなられたそうです。享年77。□出演作(A) □音楽・・70年代(B)、80年代(C)、90年代(D) □再び出演‐2000年以降(E)
私は中川梨絵のファンである[投票(5)]
2016年6月15日。女優の中川梨絵さんが逝去されました。享年67。肺がんだったそうです。・・・・1967年に東宝から成瀬巳喜男作品(中川さかゆ名)でデビュー。その後、日活に移籍してブレイク。70年代前半のロマンポルノを代表する女優のひとりとなります。74年からフリーとなり黒木和雄実相寺昭雄相米慎二池田敏春森崎東ら個性的な作家の作品で存在感ある脇役として活躍されました。なかでも『竜馬暗殺』(74)のモノクローム画面のなかの憂いを湛えた瞳が印象的な遊女や、『歌麿・夢と知りせば』(77)の艶やかな花魁道中姿は忘れることができません。また、このころ唯一のレコード曲「踊りましょうよ」を発表。そのデカダンスな香り漂う甘い歌声に魅了されました。当時、深夜ラジオからラジカセで録音し、擦り切れるまで聴いたカセットテープは私の宝でした。・・・・その後、縁あって2000年以降、私は悪友らと梨絵さんが新宿・四谷で営んでおられた居酒屋に客として伺うようになりました。酔いにまかせた我々の勝手な映画酔談に合わせて、名監督たちのとの想い出や、新作(―こまめにご覧になっていました―)への忌憚ない感想で、その場を楽しく盛り上げてくださいました。にもかかわらず、お店の移転にともない伺う機会を失してしまい、近年は不義理を重ねておりました。・・・・そして、昨日の早すぎる訃報。あちらの世界にも映画界があるのなら、先に逝った方々が梨絵さんの来訪を待ちきれなかったのでしょう。そうとでも思わなければやりきれません。
脚本家・新藤兼人[投票(6)]
そうそう、これも新藤兼人だったよね。
最後のアウトロー 追悼、原田芳雄[投票(11)]
長髪にレイバン、ジーンズ姿。そんなヤクザ、見たことなかった。60年代から70年代へ、大きな転換期を迎えた日本社会が連続性を喪失したのと呼応するかのように、原田芳雄は今までのアウトロー像をひっくり返し登場し、斜陽にあえぐ日本映画界のなかを型破りなエネルギーを発散させながら80年代まで一気に突き進む。しかし、壮年期を迎えた90年代、原田的アウトローは主役の座から退き、どこか居心地悪そうに映画のなかの片隅にいた。しかたあるまい。隆盛から破綻へと向かうバブル騒動のなか、社会に飼い慣らされた中年男はみな従順な羊になり下がり、男盛りの原田が演じるに値する年相応のアウトローなど日本のどこにも居なかったのだがら。そして、最後の10年。ライバル刑事に同情されるアル中の初老のスリ。娘の恋に業を煮やして現れる幽霊。妻の積年の思いに絶句する老医師。商店街の復活を画策する引退した老店主。晩年の原田はエネルギーの燃え残りを燻らせながら、社会や制度からはみ出したじろぐ老人役がよく似合った。日本映画界、不世出のアウトローであった。 ■ニュー・アウトロー時代(A:1968〜74 B:75〜79 C:80〜84)  ■彷徨えるアウトロー時代(D:85〜89 E:90〜94 F:95〜99)  ■翳を引きずるアウトロー時代(G:2000〜04 H:05〜11)