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★4 | #生きている(2020/韓国) | 走るゾンビの中では好感の持てる方。特に前半部、音を立てると気付かれることからサイレント的に「裏窓」シチュエーションを描写するのが良い。トランシーバーを得てから求心力が落ちるのは否めないが。咄嗟に隣室の電話を鳴らして難を逃れたり、ベランダに雨天時の水溜めを置く用の金具をいつの間にかセットしているなど、細部の膨らみが良い。3.5 | [投票] |
★3 | カラダ探し(2022/日) | 「橋本環奈の死にざまで遊ぼう」ですらない温い企画。 | [投票] |
★4 | マキシマム・ソルジャー(2013/米=カナダ) | ことによるとハイアムズで1番面白いかもしれない。小さな島内での簡潔な活劇。悪役を演じる時のヴァンダムは怖い。 | [投票] |
★4 | ありふれた愛に関する調査(1992/日) | 邦画の探偵ものとして成功している貴重な一作では。気持ち悪い荒井晴彦台詞もこういうハードボイルドものだと浮かずに様になっているような。また、殺しの描写がどれも北野武風の簡潔かつインパクトのある演出で結構気に入った。 | [投票] |
★4 | フレッシュ・アンド・ボーン 渇いた愛のゆくえ(1993/米) | ちょっと作りすぎとも思うがこのジェームズ・カーンの邪悪さは見もの。冒頭部など妙に怖いノワール風でもあるし、メグ・ライアンとパルトローの風通しの良さで魅せるロードムービー風でもある、謎めいた感覚が楽しい。 | [投票] |
★3 | 新宿純愛物語(1987/日) | 私が観てきた映画の中で間違いなく最も下手くそな挿入歌に頭が真っ白になる。追跡が映画の基本構造で舞台は新宿限定、主演2人を初め偶然の出会いで話が進んでいくというのは、ファンタジーとして結構な強度があるとは思う。ただ、仲村トオルに倫理観が無さすぎるのと、身の毛もよだつ寒い台詞・演出が連発されて色んな意味で理解不能。観ていて色んな意味で驚きはある。 | [投票] |
★4 | KIMI サイバー・トラップ(2022/米) | この監督にしては面白い仕上がりで、さらにまさかの『裏窓』展開で二重に驚く。近年のソダーバーグは作家的野心すらも消え去った結果、今までに培ったテクニックだけが残り、それが本作のような単純サスペンスを作るにあたって功を奏したのだろう。なかなかの拾い物。 | [投票] |
★4 | 左様なら今晩は(2022/日) | 乃木坂は橋本奈々未引退以降はずっと久保推しだったので、本人が映ってるだけで喜んでしまう部分もなくはないが、贔屓目抜きにして良い脚色になっていると思う。原作の説明的な部分(幽霊の死因等)がバッサリと省略されており、逆に付け加えられた部分(ベランダの場面全て)は映画らしい空間的な広がりを室内劇に与えている。 | [投票(1)] |
★4 | 希望の街(1991/米) | ロバート・リチャードソンの良さが全部出ている。群像劇として、1ショット内で人物が移動するとそれを追い、通りがかった別の人物へとスイッチしていくカメラワークが長回しを長回しと感じさせないスムーズさ。逆に切り返すべきタイミングではちゃんと切り返すのが気持ち良いし、役者のディレクションも的確。トレードマークたる、夜間での直上からの強烈な光も良い。 | [投票] |
★4 | 牛首村(2022/日) | 前作に続き清水崇の復活が本当に嬉しい。前半の恐怖演出は秀逸(siriの不気味さ!)で昼間の怪異が多いことにも快調ぶりが伺えるし、落下演出で統一するのもいい。ホームでの長回しも何も起きないずらし方が逆に現場レベルの判断で急遽チャンスを逃さず撮影したのだろうと思わせ、悪くない。確かにあの雨と風と雷鳴は撮りたくなる。 [review] | [投票] |