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寒山拾得

2022上半期鑑賞ベスト『スープとイデオロギー』『ドンバス』。旧作『おかえり』(95)『リトル・パレスティナ』(2021)。
e-mailyojiyoshida@yahoo.co.jp
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あらすじ15
58POV50

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最近のコメント 10
★1北の桜守(2018/日)善人と悪人が交互に出て来て嫌味な連中が改心する昔ながらのメロドラマ。日本アカデミー賞の毒が回っているとしか思われず、那須真知子の末路はこんなもんだろうが滝田には失望。保護者参観日の幼稚園の如きラストのダサさは邦画史上画期的で一見の価値があろう。私は死ぬかと思った。[投票]
★2閉鎖病棟―それぞれの朝―(2019/日)鶴瓶と官憲、綾野剛と妹夫婦、小松奈菜と両親など、解析されるべき悪との関係はヒステリックな描写で切り捨てられ、精神病院の課題も放棄され、ただアジールで弱者が身を寄せ合うのがしんねり描かれるばかり。ヒステリー好みは当節の邦画の一般的傾向で、それ自体が病理だと思わされた。[投票]
★3半世界(2019/日)演出も編集も流暢だから観ているうちは退屈しないが、話があんまりにも平凡。この監督は腰砕けの作劇を志しているのだとの確信に至った。すでに池脇千鶴しか覚えていない。東山千栄子化が進行していて頼もしい。飄々と達観した喋り方まで似てきた。[投票(1)]
★4執炎(1964/日)オールヌードにノーメイク、黒目がスクリーンから落ちてしまいそうなアップ。浅丘ルリ子渾身の代表作。平家落ち武者村落を直接描いて価値高く、女性から見た戦争と男性の批評がとても穿っている。「出征する男は美しく清くなる、結局男は惨いもの」[投票(2)]
★3青春怪談(1955/日)オールバックが凜々しい北原三枝相手の芦川いづみのレズビアンは、その筋の元祖『オリヴィア』が51年だから相当早いものだが穏当な運び。その他、新旧の結婚観対比という主題は特に穿った処がない。早口演出は採用されず。[投票]
★3オリヴィア(1951/仏)同性愛を正面から描いた先駆作の由。ハイソな寄宿学校のカッコいい女性教師エドヴィジュ・フィエールへのおぼこい生徒マリー・クレール・オリヴィアの淡い恋慕物語は、本邦少女漫画の元祖の趣。[投票]
★3恋は緑の風の中(1974/日)家城遺作はなんと性典もの。♪スーパーマンの子供はスーパーマン○ などと唄われ、本作デヴューの原田美枝子は関根恵子レベルで穏当だが、度肝を抜かされるのはその母親水野久美の家庭における激しい性解放。しかも映画は彼女を肯定し続けるのだった。脚本は娘さんか。[投票]
★3風、スローダウン(1991/日)殆ど監修井筒の作品なんだろう。快活な演出で平凡そうな五十嵐いづみが光り輝いており、らしい小ネタてんこ盛りが愉しい。ただ、収束は辛気臭すぎた。延々流れる♪大人に変わる季節がある なる演歌だけでも今から除去すべきと思われる。あと、タイトルも替えてほしい。[投票(1)]
★3超能力者 未知への旅人(1994/日)珍コンビ佐藤純彌早坂暁による『北京原人』の先行作は北京で気功。真光教の手かざしに似ているが関係ないらしい。セミドキュメントはヒーリングビデオみたいで実に胡散臭いが、ドラマは然もありなんという超能力者の受難が面白く、三浦原田も達者。[投票]
★3DEAD OR ALIVE・犯罪者(1999/日)中国残留孤児の息子が助手するマルクス哲学の授業はガラガラという辺りの諦念に時代が掴まれているとは思うのだが、相変わらず人物像を深掘りする気のない素っ気なさがどうにも喰い足りない。有名なクライマックスは『太陽を盗んだ男』の拡大版の趣。[投票(1)]

Plots

最近のあらすじ 5
★4婚約指環 エンゲージ・リング(1950/日)九鬼典子(田中絹代)は東京で宝飾店を営む傍ら、肺病を患い伊豆網代の実家で療養をしている夫(宇野重吉)を週一で見舞う日々を過ごしていたが、病院の異動で夫の新しい主治医になった江間(三船敏郎)と出会い、少しずつ心惹かれてゆく。田中絹代が戦後俳優第1号としてアメリカへ赴き、帰国パレードで投げキッスをして(1950年1月)アメリカかぶれとバッシングを受けて以来の初出演作(同7月公開)で、「評論家たちから悪意を持って迎えられた」(松竹HP)と伝えられる呪われたフィルム。松竹=田中絹代プロ提携作品。モノクロ・スタンダード。96分。 [more][投票]
★3女といふ城 マリの巻/夕子の巻(1953/日)上京した九州の炭坑主沖十蔵(上原謙)は、交渉トラブルから先住者の築地マリ(高峰秀子)に新居の応接間を占拠されて腐れ縁が始まり、また、彼を金蔓と近寄る大利根(小沢栄)らの接待を受けた宴席で、かつて炭坑を買収した相手方の戸川多賀吉(小川虎之助)の娘で、今や芸者に身を落としている夕子(乙羽信子)と再会する。「マリの巻」を前篇・「夕子の巻」を後篇として個別に公開されたひと続きの物語で、「夕子の巻」は独立したオープニングタイトルを持ち、続いて「マリの巻」の粗筋が字幕付きで述べられる。連続上映の機会が殆どと思われるので纏めて登録しました。新東宝映画。モノクロ・スタンダード。前篇88分・後篇84分。[投票]
★4劇映画 沖縄(1970/日)第一部「一坪たりともわたすまい」は昭和三十×年の米軍沖縄基地拡張による平川部落の土地強制接収と住民の離散を、第二部「怒りの島」は昭和四十×年の軍労働者ら住民の反米軍抗議活動を描く。間に「休憩」が入る二部形式。劇映画「沖縄」製作上映委員会製作。モノクロ・スタンダードサイズ。189分。[投票]
★5忘れられた皇軍(1963/日)傷痍軍人 徐洛源さんの一日を、元日本軍在日韓国人傷痍軍人会の補償要望活動とともに追う。小松方正はナレーター。日本テレビ製作「ノンフィクション劇場」の一篇(1963年8月16日放送)。第1回ギャラクシー賞(テレビ 教育教養部門)受賞作。28分。Dailymotionで視聴可(2017年現在)。 [more][投票]
★5メイン州ベルファスト(1999/米)アメリカ北東部、カナダに接する人口6000人の過疎の町の人々の生活の記録。エビ漁、クスリに手を出した娘の告白、林業労働者のベトナム戦争回想、イワシの缶詰工場、市議会での一般市民の意見会、裁判所での一般市民の問責、お菓子作り、保健所の食育指導などなどがナレーションなしに並列される。山形ドキュメンタリー映画祭最優秀賞受賞作。(16ミリ、247分)[投票]

Points of View

最近のPOV 5
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または東宝ひとり勝ちの経緯
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ピエール瀧も受賞者
キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧[投票(10)]
1983〜85刊行「日本映画」「アメリカ映画」「ヨーロッパその他の国の映画」選出作品掲載