★4 | 敬愛なるベートーヴェン(2006/米=独) | 第九交響曲完成前夜、一人の女性がベートーヴェンのもとを訪れる。彼女は音楽学校の俊才で、写譜師(コピスト)の助っ人として呼ばれたのだった。意に反して女性が来たことに驚くベートーヴェンだったが、彼女の才能を見抜くと合唱パートの写譜を任せる。史実上はベートーヴェンには3人の写譜師がいたとされ、2人は名を残しているが、あとの1人は不明。監督はその三人目の写譜師をアンナ・ホルツという作曲家を志す若い女性と想定し、この映画のヒロインとした。アンナとベートーヴェンはやがて深い信頼と師弟愛で結ばれていく。
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★5 | ピンクパンサー(2006/米) | フランスきっての名物警部、ジャック・クルーゾーが30余年の時を経てカムバック。名優ピーター・セラーズの当たり役をスティーヴ・マーティンが受け継いだ。稀代の宝石「ピンクパンサー」の持ち主でサッカー代表チーム監督のイヴ・グルアンが殺害される。パリ警視庁の主任警部ドレフュスケヴィン・クラインは捜査をクルーゾーに一任。消えた宝石と犯人の行方を追って、クルーゾーは助手ポントンジャン・レノを伴いパリ、ニューヨークで迷捜査を繰り広げる。<93分>
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★5 | プロデューサーズ(2005/米) | ブロードウェイのプロデューサー、マックス・ビアリストックネイサン・レインはかつては名を馳せたが今は落ちぶれた身。ショウビズ界に憧れる気弱な青年会計士、レオ・ブルームマシュー・ブロデリックを言いくるめて一攫千金を狙う。その計画とは、確実にコケるミュージカルを作り、初日で打ち切って製作資金を持ち逃げしようというもの。最低の脚本に演出、役者も揃って幕が開くが・・68年のメル・ブルックスが手がけた映画「プロデューサーズ」はアカデミー脚本賞を受賞、01年にブルックスの脚本、作詞・作曲でミュージカルになり、トニー賞12部門を受賞した。<134分>
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★4 | 村の写真集(2004/日) | 写真家志望の孝(海東健)は、徳島から上京し一人暮らし。ある日、故郷・花谷村の役場に勤める知人から連絡があった。近く村はダム建設のため水底に沈むことになるかもしれず、その前に思い出の写真集を作りたいという。村の写真館を営む孝の父・研一(藤竜也)を手伝って欲しいとの依頼だったが、父とは疎遠になっており、気が乗らない。しかし恋人・リン(ペース・ウー)の強い勧めもあり、久しぶりに帰郷する。頑固者の父と朗らかな妹・香夏(宮地真緒)に迎えられ、撮影の日々が始まる。
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★3 | まだまだあぶない刑事(2005/日) | ’86年にスタートして人気を得たTVシリーズ『あぶない刑事』の映画化第6作。タカこと鷹山刑事(館ひろし)とユージこと大下刑事(柴田恭平)は、世界各国で潜入捜査官としてそれぞれのヤマを追っていた。韓国・釜山で再会した二人は、7年ぶりに横浜港署へ帰ってくる。彼らを出迎えたのは、おなじみの面々たち。しかしトオル(仲村トオル)をはじめカオル(浅野温子)も松村(木の実ナナ)も昇進して署の空気は様変わりしていた。7年前に逮捕した強盗犯・尾藤が脱獄して復讐の鬼となっていることを知った二人は、水島刑事(佐藤隆太)と鹿沼刑事(窪塚俊介)らとともに尾藤を止めるべく捜査を開始する。
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