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[コメント] セッション9(2001/米)

薄曇りの休日、昼寝してたら変な夢みちゃった。ような感覚。結末は各自好きなように解釈しましょう。ネタバレというより、わたしの妄想→
はしぼそがらす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







わたしの解釈は、ゴードンさんは妻子殺しで精神病院に入院している患者さんで、自分の前職に今いる病院を取り込んだ妄想に浸ってて、映画の中身は全部ゴードンさんへのセッションで引き出した妄想だった…というオチ。9回目のセッションでゴードンさんは自分の妻子殺しを思い出すのね。で、目を覚ますために自分の妄想の中の人物を皆殺しにする。ゴードンさんに「殺せ」と語りかけてたサイモンは実は彼のお医者さんだったと。

現実と非現実の境界を象徴するような小道具が効果的に使われていて面白かった。薄明かり、張り巡らされた白いシート、交差する車越しの会話、トンネルの向こうの明るい空間。

(評価:★3)

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