娼婦が歌手になって成功する、という流れは支持するのだが、 本筋はダメ男に惚れた挙句に巻き込まれてしまう、というイヤーな話。 マリオンは結局目を覚まさない。まあ、恋なんだからしょうがないが、 女はダメ男が好きで幸せになれない、というイヤ〜〜な（ひとつの）傾向を ずーーーーっと見なければならない。一方で、プチ・ルイの心情は、同じ 男としては多少なりとも身につまされる。 今回、ルコントの言いたいことはまあ、そういうことなんだろう。

ということなのだが、まあ、つまらなくもない。結構楽しめた。 マリオン美人だし。