[コメント] 乙女の祈り(1994/英=独=ニュージーランド)
メラニー・リンスキーは14〜17歳まで役なのだが容姿は役柄の関係もあるかもしれないがあまりそう見えず12、3歳ぐらいに見えてしまう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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空想の世界に浸る少女たちが本当に殺人を犯すのまでの末路を描いた映画。
孤独感を感じている少女ポーリーンが意気投合した転校生ジュリエットと段々空想の世界に浸り、大人たちに仲を引き裂かれてもめげずに会い続けるところは健気で空想の世界をサスペンスタッチに描いているが内容自体は結構感動できる。
ストーリーとしては前半のポーリーンとジュリエットの仲が密接になるところは映像の綺麗さもあるがほのぼのとしていてなかなか面白い。ただこの二人がお互いのどのようなところに引かれたのかがあまりはっきりしないのでラストで殺人を犯してもあまりピンと来なかった。特に殺害するのはポーリーンの母親なのにジュリエットがポーリーンに肩入れしてしまうところも説得力がなかった。
役者としてはメラニー・リンスキーもケイト・ウィンスレットもこれがデビュー作なのだが演技はしっかりしていた。個人的にはメラニー・リンスキーは14〜17歳の役なのだが役柄の関係もあるかもしれないが容姿があまりそういう風にみえず12、3歳ぐらいの子供に見えてしまう。逆にケイト・ウィンスレットは大人っぽいので最初は違和感があったが成長していくのつれてあまり気にならなくなった。
映画としては児童文学作品にホラーとサスペンスと青春ドラマの要素を付け加えたような感じ。
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