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[コメント] マスターズ 超空の覇者(1987/米)

麻雀で言うならまさしく数え役満レベルのザ・80年代。嫌いじゃないぞ。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







これからの行くべき道を案じていたのだが…

 日本以外で空想上のヒーローが活躍する国として有名なのはなんと言ってもアメリカだろう。現実に今も毎年何本ものヒーロー映画が作られ続けている。

 日本との違いは、ヒーローの息が長いってことだろう。日本では毎年新しい主人降格のヒーローが誕生し続けているが、アメリカでは数十年にわたって一線で活躍し続けている。

 そんな息の長いヒーローの一人「魔界伝説ヒーマンの闘い」主人公HI-MANの唯一の実写作品が本作。

 HI-MANはあらゆる時空を渡って宿敵スケルターの放つヴィランと戦い続けるという設定で、その活動範囲は多岐に渡っているのだが、その中には地球を舞台にした物語もあるらしく、本作はその実写化ということらしい。

 で、その出来自体なのだが、一言で言えば、“いかにもな80年代作品”というのが一番分かりやすいか。まだCGがない時代なので、SFXは手作り特撮で。しかもその大部分は爆薬を使った破壊シーンで使われる。SFギミックは電飾満載のけばけばしさ。そして何より重要なのはマッチョなキャラが肉体を使ったアクション。それを満載した上で、アメリカの片田舎を舞台にする。

 体裁としては確かにSFなんだけど、むしろこれ、80年代の典型的な作品と考えた方が良いんじゃないかな?

 でも面白くない訳じゃない。少なくともノリがメインかもしれないが、きちんと完成させてくれている。作り方間違えたら『ヘルレイザー3』(1992)になるところを、きちんと物語には出来てたから(逆にもっと上手くいったら『バンデットQ』(1981)レベルにもなっていくんだろうけど)。

(評価:★3)

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