[コメント] ウェイキング・ライフ(2001/米)
ナンダ、コリャ・・
元も子もないこと書けばこれは薬、葉っぱ用BGVなのだろう。"リピーターは1,000円です"、と言われても麻薬が合法化されりゃもう1度観てみるだろうけどさ・・・・もう。飾りでしかないはずの言葉がスノッブで説教臭いのは醜悪(恵比寿という土地までもなんかヤナ感じに思えてくるから不思議だ{恵比寿ガーデンプレイスにて観賞})。観る麻薬と思ったら睡眠薬。途中からどれが誰の言葉で、何の引用なのかとかどうでもイクなったぜ、チキショーめ。
んでー途中で集中力を浪費するのがもったいなくなり、ヒマすぎて新しい楽しみ方を模索してみた。結構良かったのは2つ方法。ひとつは寝そうなタイミングで無理矢理神経を研ぎすまし画面に集中。すると映像がガンガン視覚を刺激し、何ともいえないトリップ感覚。もう1つは語りの内容やシチュエーションを誰かに例え、突っ込んでみる。女はこりゃ明石家さんまの土曜の夜やってる変な女が沢山出てくる番組の気の効いた事をいってるつもりの気取ったヤツのちょっと上質(ん?)版みたいだ、とか。男は・・・難しかった。武田鉄○の泥臭さではないし、中谷彰○の笑えるアホフレーズでもないし、脈略のない朝まで生テレビでもないようだし、DJミノル?赤坂○彦?いやウンコみたいなアホエロ愛のメッセージをこめてる売れ線狙いの聖教主義日本語ラッパー・・イヤ違う。コレはきっとサパークラブの店員の会話だ。「ああ、こんな同級生いたな」というのもあった。本当は何にも考えてないだけじゃないのと思わせる奴、アハハ。途中でピザ○ラのCMは何で毎回あんなにムカツクのかまで考えちまったゼ。とまあ勝手にテンション上げて観てたけど、上映終了後の空しいこと・・・。自分の感性ではついていけなかったんだけど、自分のバカでニブい感性が少し愛おしくなったな。実はちょっと面白いセリフやシーンもあったけど何だか思い出せないや。まあいいかニブくてスマン。つまるところ哲学らしきものはあるけど、それによってグイグイと引っ張ってくれるパワーを全く感じさせてくれないんだよな、俺には。しかしコレが普通に上映されたことは評価に値するかも。思い出しても凄いよ。上映中館内の宙を俺と他の観客(俺と同質の奴)の「・・・・・」が飛び交いまくってたのがわかったもの。
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