喝を入れるようなラストが衝撃。

好きなシーン↓

久野真紀子演じる絹子が、中村麻美演じる聖とごまかしごまかし送っていた「一見愛の生活」で、ある時、潜在願望が夢によって表層に浮上してくるシーン。観客であるこちらも絹子と同様、その「一見愛の生活」に妥協とか、安心とかを見い出し始めてこれもアリか、などと思っているところにこのシーンが突然あらわれるので、絹子と同じように全くこちらも驚いてしまい、でも確実に真実が何であったかをそこで思い出してしまう。切ない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この夢のシーンの挿入はイカス。

口で言えないこととか、説明してよ、って言われても説明出来ないような微妙な表現が絶妙。 月並みな言い方だけど、さすが女性監督ならでは！と思わずにはいられない。