[コメント] 悪魔の墓場(1974/伊=スペイン)
主演の美形レイモンド・ラヴロックは『ガラスの部屋』と言う作品で当時アイドル視されていたため、本作品公開時、女性が多数劇場に駆けつけたそうですが...。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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終盤の病院の惨劇シーンまで見終えることが出来たのでしょうか...?とても気になります。
ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』の影響下にはない稀有なゾンビ映画ですね。製作者は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のカラー版を作りたかったそうで、その意味ではロメロ・ゾンビ・フォローワーではあるのですが、やはり『ゾンビ』製作以前のカラー・ゾンビ映画としては結構希少価値がある感じです。
国内版DVDソフトが発売されてとても見ることが容易くなった作品。TSUTAYAでもレンタルされていたほど。(それまではほとんど幻のゾンビ映画と化していました。)
DVDソフトの鮮明な映像のおかげでゴアシーンもはっきり見れますが、内臓まではっきり描かれているので正直かなりえぐかったです。演出がかなり凝っているので(特に、牧歌的な導入部が秀逸。バイクで街中を疾走する、レイモンド・ラヴロックに重なる音楽がいい。)、見ごたえはありました。
特殊メイクアップ・アーティストが、後に『サンゲリア』を手掛けた人物だそうで、そのあたりもちょっと面白い感じです。
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