[コメント] プルート・ナッシュ(2002/米)
コメディにもSFにもなってない中途半端さにメゲてくる。
予定調和を画に描いたようなストーリー。 メリハリや緊張感まるで無し。
過去のSFのいいとこどりにレトロ感を加味したビジュアルはそれなりに楽しいのだが。話の展開もそれに合わせているのだろうか。
エディ・マーフィーも落ち着いて貫禄みせるが、肝心の笑いがない。下品な下ネタやブラックなジョークは皆無。まったくつまらん。「オースティン・パワーズ・ゴールドメンバー」はデートに不向きな映画だったが、これは学生カップルにもいいかも。
終盤で黒幕の正体が割れるとこだけは予想できなかったが、彼とエディとの対決を制した手口は、彼の登場時にすぐ予想できた。 それほど底の浅いストーリー。ジョー・パントリアーノやルイス・ガスマン、ジェームス・レブホーンなど、くせ者脇役が豊富なのに彼らを生かし切っていないのも残念。
せっかくのエディ・マーフィーなのに、毒にもクスリにもならん。 ファレリー兄弟とか、もっとトンガった人と組んだほうがいいと思います。
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