[コメント] 穴の牙(1979/日)
清順監督に「なぜ?」は禁物、ということをことごとく思い知らされる逸品。(?)
もう話の筋なんてものは単なる口実で、要はそこで遊びたいだけ、というノリがビシビシ伝わってくる(そもそも土屋隆夫ってそんなB級の人ではなかったと思う・・・・)。見ているコチラの疑問なんぞ吹っ飛ばす荒唐無稽パワーと、一瞬何が起こったか目を疑うすっ飛ばし展開。いかにもテレビな安っぽいスキャットに、終始脇腹を揉まれる心地。
ただそのパワーが後半になって幾分ペースダウンして、脇役だったハズの大した事もない話に主導権が移行した気がするので3点。しょっぱなから飛ばしすぎ、という見方もあるけど。
(2003/8/28)
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