[コメント] 友子の場合(1996/日)
本広克行監督のユーモアのセンスに四つ星。この手のコメディーが撮れる監督が日本にも居たんだと驚愕。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ともさかりえのコメディエンヌも見事だが、 本広克行監督のコメディーセンスは上手いの一言に尽きる。
私は関西人だから笑いには妥協しないが、 『友子の場合』はコメディーとして認められる。 つまり面白い。 本広克行監督のコメディーなら安心出来ると実感した。
但し、 クライマックスで邦画伝統のお涙頂戴から卒業出来ないのが唯一の欠点。 これが無ければ五つ星だったのに。 強引に泣かさなくとも感動的なシーンなら自然と泣けるのが人間の本能。 意地でも泣かそうと頑張るから邦画には無理が出てきて駄作化するのだ。
クライマックスで友子が船に乗って帰れない状況下、 友子が泣いてTheEndなのだが、 あのシーンはブラックジョークで笑ったままTheEndでも面白いと思う。
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