[コメント] ピンク・ピンク・ライン(1998/米)
ラストで流れるドキュメント映画が笑えたぐらいで、全体的には実に退屈な映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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死刑囚のドキュメンタリー映画の取材をする撮影クルーの様子をドキュメンタリー・タッチに描いたコメディ映画。
『トゥルー・クライム』『ライフ・オブ・デビット・ゲイル』などと同じく、限られた時間内で死刑囚の冤罪を張らそうする人々の様子が描かれているが、話の調子がコメディ調で軽い上に、ストーリーにも演出にも緊張感がまったく感じられないので、ストーリー展開自体にあまり興味を引かれなかった。
コメディ映画として見るにはテンポが悪いし、ドラマとしても緊張感の欠片がなく、どっちつかずの映画になってしまった。
また、撮影クルーのその後の模様がラストに描かれているのだが、どう考えても映画としても必要のないものだし、わざわざ描く必然性もないと思う。ラストで死刑囚が電気椅子に掛けられるギリギリで電話がかかるわけだが、ちっとも盛り上がらないのは、それまでの展開が盛り上がっていないからである。
それと、マイク・マイヤーズやジェニファー・アニストン、ジェイソン・プリーストリーをメインキャストとして名を出しているのに出番がチョイ役なのもサギである。
映画としてはラストで流されるドキュメント映画が実にくだらなく笑えたぐらいで、全体的には実に退屈な映画。カメオ出演俳優は割と豪華。
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